バイク盗難保険を比較する(2019年版) | 梓川十三のモトブログ。

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東京に引っ越し、保管場所は裏路地の駐車場。海にも近いし盗難が怖い。

そんなわけでバイクに盗難保険をかけようと思ったわけです。

 

WR250Xはレッドバロン購入なので、バロンの盗難保険でいいかなと思ったけれど、

最近はいくつか他の盗難保険も出ているらしい。

そんなわけで、他の人にも参考になるかと思うので盗難保険を比較してみました。

 

以下の比較は2019年12月時点の自分個人の調査と理解に基づいたものです。

保証の内容や金額は変更される可能性があり、また調査や計算が間違っている可能性もあります。

また、車両のメーカーや年式により金額も変動しますので、あくまで一例での比較として考えてください。

 

比較対象はレッドバロン、SBI日本少短、ZuttoRideの3社です。

結論から言えば、車両価格50万円まではSBI日本少短が最も安く、以降はレッドバロンが安いです。

また、以下は購入から3年で比較していますが、4年目以降はレッドバロンが更に安くなります。

ただし、ここで気をつけたいのは補償の内容です。

 レッドバロン:レッドバロンでの買い替え時のみ補償。2・3年目の支払額はそれぞれ90・80%

 SBI日本少短:買い替えの必要なし。2年目以降も減額なし

 ZuttoRide:買い替えの必要なし。2・3年目の支払額はそれぞれ90・80%。さらに5%の自己負担あり

同じバイク価格でも、レッドバロンとZuttoRideは2年目以降の支払額が落ちていきます。

保証内容ではSBIが最も良いことがわかります。

 

以下、保険の詳細と特徴をまとめました。

 

●レッドバロン盗難保険

レッドバロンで購入したバイクのみ加入でき、盗難された場合もレッドバロンでの次のバイクの購入に対して補償が出ます。

金額はバイク本体の0.95%(3年契約の場合)+指定チェーンロック16,500円となります。

購入から1年以内なら購入金額の100%(+レッドバロンで追加装着した部品があればそれも)が補償されますが、2年目は90%、3年目は80%の金額しか出ません。

4年目はレッドバロンの査定が入り、対象のバイクのその時点の推定販売価格(買取価格ではない)を100%としてまた3年間の保険料が決まります。

レアケースですが、購入したバイクが絶版になるなどして価値が上がった場合は保険料も支払額もアップします。

レッドバロンで購入のロック装着中に盗難された場合のみ補償の対象となりますが、ぶっちゃけ着けていたと言い張れば実際はどうであれ補償されるようです。(バレたら当然犯罪ですが)

制限は多いですが、コストパフォーマンスは良好です。

 

●SBI日本少短

いつどこで購入したバイクでも、さらには買って時間が経ってからでも加入できますが、個人売買はダメです。車両価格が記載された売買契約書が必要になるので必ず保管しておいてください。

ロックの有無や保管先に関わらず、盗難届を出して受理されれば購入時の金額が全額保障として降りてきます。

車両の消耗状態に関わらず購入時の金額が降りるというわけで、これ悪用されたら大変なことになると思うんですがSBIさんは大丈夫なんですかね。とにかく補償内容に関しては断然トップです。

3年契約や、1年まとめ払いなどは無く、毎月のクレジットカード支払いのみになります。

 

●ZuttoRide

今まではバイクの盗難保険といえばのイメージでしたが、比較してみるとSBIとの差が開くばかり。

支払金額は2・3年目で90・80%になってしまいますし、さらには支払い時にも5%の自己負担額が発生するので月額も支払額も渋いというのが数字だけ見た正直な感想です。

運営のZuttoRideClubは保険サービスのほか、ミーティングやレッスン、走行会なども主催しており、保険加入者は割引サービスを受けられます。

そういったところをメリットにすれば場合によっては他の保険をコストパフォーマンスで上回る場合があるかもしれません。

 

以上、個人的な調査まとめでした。私は最終的にWR250XにSBIの保険をつけました。

金額的にはレッドバロンのほうがややお得でしたが、2年目以降の支払額や指定ロック(デカイ&重い)が不要な点でSBIに魅力を感じたためです。

皆様の参考になれば幸いです。