KAPPA サイドパニア取り付け | 梓川十三のモトブログ。

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愛車VFR800X、スーパーシェルパの整備やカスタム、用品のインプレやツーリング記録などを書いていきます。

前回の更新からずいぶん空いてしまいました。

ブログは習慣にならないと駄目ですね。とはいえ週末ライダーに大したネタもなく。

お盆は北海道ツーリングに行ってきたので別途記事にしたいと思います。

 

今回はKAPPAのサイドパニア取り付けについてです。

まずは装着写真をどうぞ

いかがでしょうか? スタイリングを損なうこと無く外観にマッチしていると思います。

サイズは片側33Lでぎりぎりフルフェイルヘルメットが入ります。

横幅はミラーと同じくらいでしょうか。すり抜けでは結構気を使う幅になります。

 

私は楽天で買いました。純正のパニアはステー不要ですが、ボックスとキーで15万近くしますので、

およそ半額でパニアケースを取り付けられる計算です。

 

ちなみにGIVIの同型V35ケースとステーで10万円、

HEPCO&BECKERの最安パニア(junior 40)で9万円~くらいですね。

 

バイク屋に取付工賃を取られては値差も対して無くなってしまいますので、自分で取り付けました。

必要な工具はラチェットレンチ、スパナ、六角レンチ、それと穴あけ工具です。

自分は電動ドリルだけでやりましたが、テーパーリーマーやステップドリルがあると楽かと。

ウィンカー移設のため、リアフェンダーにおよそΦ8mmの穴を2箇所開けることになります。

 

ステーの方は説明書通りに取り付けていくだけなので特に難しいことはありません。

説明書があまり親切ではないので、ボルトやワッシャーの間違いに要注意です。

パーツ一覧の図ではどう見ても皿ボルトなのに、実物はキャップボルトだったりなど間違いもあります。

本数と長さは間違いないのでそこから上手いこと推理してください。このへん海外クォリティですね……

また、手順的にウィンカー移設が最後になっていますが、こっちを先にやらないと大変なことになります。

 

問題はリアフェンダーの取り外しと加工、ウィンカー移設です。

ネットの海を漁ってみましたが、VFR800Xのリアフェンダーの外し方については全く資料がなく、

手探りで挑んだらなかなか大変でした……。

 

リアフェンダーはタイヤハウス側とナンバープレート側の2パーツで構成されており、

その中をウィンカーとナンバー灯の配線が通っている構造です。

まずはこの2パーツを分割するためいくつかネジを外します。

ウィンカー真下の左右2本(写真左)、ナンバー直上のリフレクターを内側から(写真右)、

写真がないのですが、ウィンカー根本の内側にあと2本ボルトが有りますので合計5本を外します。

 

以下の写真はリアシートとグラブバーを外してアクセスできるようになる部分です。

リアシート左右を繋ぐU字のパーツは外す必要ありませんでした。取ったほうが作業はしやすいですが。

赤丸で囲んだボルトを外し、テールカウルと繋がるツメを外すとようやくリアフェンダーが外れます。

ただし、ウィンカーとナンバー灯の配線がつながっていますので引っ張りすぎないよう注意してください。

 

ウィンカーの配線はリアシートにまたがって左側にあります。オレンジと水色の配線を引っこ抜いて

一度完全にウィンカーを取り外します。(写真でオレンジと水色が逆になっているのは後述)

 

延長済みのものが以下の写真です。

完全なミスなのですが、ウィンカーを左右一片に外したらどっちかわからなくなりました。

当てずっぽうでつけた結果、50%の確率でハズレ。ウィンカーの配線を逆にしてごまかしてます。

取り付ける時は気づかなかったのですが、ウィンカー根本にミゾがあります(写真中央)。

これが地面に向くように取り付ければ間違いなく取り付けられますので参考まで。

フェンダーに開けた穴は配線の周囲が空いてしまいますのでスポンジを詰めました(写真右)。

この辺のクォリティは各人のこだわりが出るところでしょうか。パテ等で埋めたほうが確実ですね。

 

パニアケースの内部とサイズ感はこんな感じです。フルフェイスのGT-Airが(押し込めば)入ります。

追い越されるときに引っ掛けられたくないので、パニアケースの後方に反射シールを張っておきました。

購入を迷っている方、取り付けで困っている方の参考になれば幸いです。

 

それでは。