前略・・生きてく事は悲しいわけで・・悲しいからまた生きてくわけで・・ | 「私は区画整理地のまっただ中で笑うんだ♪」

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藤島住宅 岩原 賢太郎 の 営業日記

成果の出なかった帰り道


会社への帰途 車を走らせていた


時速30キロほど


いつも目に入るヤキトリ居酒屋【大吉】の赤提灯


友達とよく呑んだ思い出が、毎回蘇る



いつもの風景だが、


ふと気付いた


【大吉】から100mくらい進んだろうか


地味で、


間口が狭く古めかしい、小さなお店


〈焼き鳥〉と書いてある


ど・ストライクなお店


かつて、一人はしご呑みをこよなく愛した、


私好みの門構えの居酒屋を発見した。



お店の前に年配の男性が一人立っていた。


よく見ると、背伸びをして店の中を覗き込もうとしている。



(一人呑みだな?!)


(分かるなあ、覗き込む気持ち!)


(入れ!入れ!)


わけも無く私は彼の入店を望んだ


車は時速30キロで走行中


私は安全運転を一時怠りながら


ルームミラーで遠ざかる彼の動向を気にしていた・・・



だが結局、彼が入店したかどうか分からなかった。


というか


一人呑みかどうかも分からない


では、なぜ気になるのか?


そんなに居酒屋が好きなのか?!


そう、


そんなに居酒屋が好きなのです。


以上!





藤島住宅 営業部 岩原 賢太郎