旅がもたらすもの | 「私は区画整理地のまっただ中で笑うんだ♪」

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藤島住宅 岩原 賢太郎 の 営業日記

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お気に入りの弁当箱。

この夏、
伊豆大島の旅先で妻が買ってくれたものだ。

軽くて保存性能が高い!
何よりこの弁当箱で食べると美味しい!
もとい、【より美味しい】!

似たようなものは東京でも売っているだろう
ああ、埼玉でも売っているだろう

しかし、これは、
旅先での購買意欲がもたらした【幸せ】である
今回の旅が無ければ、

この【幸せ】はどれほど遠退いていたことだろう。
帰りの船が時間通りに来ていたら、

暇つぶしであの店に立ち寄ることもなかったろう。
旅というものは、それ自体終わっても、
【じわじわ】と幸せ感をもたらしてくれるものなのだ!

旅先で楽しかった事?

フッ・・


砂浜は【見せかけ】で

近づけばゴツゴツした石だらけだったさ!

24時間5000円のレンタカーは借りずに、

タクシー代片道5000円払ったさ!

「今夜は夜空の流星群が観れますよ」と、民宿の主人は言ったが、

蚊に刺されただけだったさ!

楽しみにしていた三原山登山は断念。

時間がギリギリで、妻はハイヒールのサンダル履きだったさ!

だけど君達!

タクシーの運ちゃんは観光案内もしてくれたよ。

三原山噴火により露わになった地層は見事だったゼ!
自宅の外壁の模様にしたいくらい見事だったゼ!

夜空を見上げた時、始めは本当に何も見えなかった。

だけど目が慣れてきて、徐々に星空が浮かび上がってきた。

「そうか、僕らの目は人口的な照明によって眩まされていたのだなあ」

などという発見があったゼ!


さだまさし は言っていた。


「旅というのはね、今まで自分の体の中を貫いて流れている【時の流れ】をね、ズバーン!とぶった切って、その断面図をね、遠くから自分で眺める時間。これを旅と言うのだと僕は思うのです」と。


往路。

海を渡るジェット船は

スピード重視の味気無い船だったが、

海の上から、陸の上を走る車を見た時、

「嗚呼、これを旅と呼ぶのだな」と、

私は既に旅を満喫していたのだった。


以上。


藤島住宅 営業部 岩原 賢太郎


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