爽やか青年拷問疑惑 | 「私は区画整理地のまっただ中で笑うんだ♪」

「私は区画整理地のまっただ中で笑うんだ♪」

藤島住宅 岩原 賢太郎 の 営業日記

休日。

9時過ぎに起きた。
妻はまだ寝ていた。
二階の寝室を出て一階リビングで
ゆっくりテレビを見ていた。

バナナマンの設楽が出ている朝の情報番組「ノンストップ!」

近頃の【リストラ】は老若男女、仕事の出来不出来を問わず、残酷な方法で執り行われるらしい。

元部下のパシリをさせる【市中引き回し】、
一日中無意味に受付嬢の横に座らされる【さらし首】など、
江戸時代の拷問さながらのむごい仕打ちで自主退職に追い込むらしい

世の中はとても臆病な猫だから音譜
他愛のない嘘をいつもついている音譜
by中島みゆき

さて、休日です。
以前、このブログでも書いた
自宅をWi-Fi環境にしてくれるアイテム、「ホーム・スポット・キューブ」
photo:01


相変わらず、ペン立ての存在感がすごいですね。

引っ越して以来、未接続のままなので、取り組むことに。

前回同様、悪戦苦闘の挙句、コールセンターに問い合わせ、冷淡な対応を保持し続ける電話オペレータに対する憤りを抑えることに耐えかね、結局「お近くのauショップ」に駆け込んだ。

店内
番号札を取って待つ

10分程待っただろうか
「54番の番号札をお持ちのお客様、3番の窓口カウンターまで起こし下さい」

私の番号が呼ばれたので
3番のカウンターに足を向ける

若い女性の店員さんが、「こちらです」と言う感じで手をあげている。
・・と、

その後方、右手、
スーツを着た若い男性が
背筋をピシッと伸ばした状態で
正面を向いて椅子に座っていた。
そのかしこまり様は
椅子がなければ確実に正座しているだろう状態だ。

(ま、まさか⁈)

私は心配していた
赤の他人でも、
気が気でなかった

Wi-Fi問題については、どうやら「キューブ」を交換してくれるらしいので、
(さっさと手続きしちゃってくれ!)と、私は何の罪もない若い女性店員に苛立ってしまっていた。

「それでは、新しいホーム・スポット・キューブの在庫確認をして参りますので、少々お待ち下さい。」と女性店員が席を立つ。

(チャ~ンス!今しか無い!迷うな友よ!行けばわかるさ!)

「あの~、つかぬ事をお聞きしますが・・」
「何故そこに座ってるんですか?」

すると彼は応えた

「研修です。新人なんです。」

「で、ですよね~![みんな:01]

「いやあ、今朝似たようなシチュエーションのリストラがあるってテレビで観たものですからハハ[みんな:02]

「あ、【ノンストップ】ですよね!私も観ました」

「あ、そうなの⁈」

「大丈夫ですよ。パー」と彼。

・・爽やかな笑顔だ。


女性店員が戻って来て新しいキューブを袋に詰めてくれた。

「大変失礼しました。」と
若い彼に頭を下げ、私はそそくさと店を後にした。

女性店員がキョトンとした顔をしていたが、後で事の顛末を彼に聞くことだろう。

ま、話題提供っていうことで![みんな:04]

以上

藤島住宅 営業部 岩原 賢太郎

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