昨夜。
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ダンス公演の情報や記録を公開しております。
作品制作中に記されたテキストや写真なども掲載しておりますので、ぜひ、ご覧ください。
コンテンポラリー・舞踏・オイリュトミー
からだづくりから創作まで、初心者から取り組めるレッスンです。
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「血はじぶんじしんのために使い切るもの」
という言葉をふと思い出した。茨木のり子さんの詩にあった。
これは今このような時代にあって、とても深く響いてくる言葉だと思う。
昨冬だったか、この人の肉声が公開されたのをほんの少しきいた。
自分を発見し続けてゆくこと、と確かそう仰った声がとりわけ記憶にのこっているのだが、これは何も詩を書く場合だけでなく、いろんな人に対して仰ったのだと思えた。
もちろん、踊るということでも全くピタリと当てはまる。稽古をしていても作品を作っていても、舞台でも舞台でなくても、そこにはいつも血の流れている自分が立っている。当たり前のようだが、発見だ。そう気づかされることがある。
あまりにも有名な詩が多いが、やはり時々読む。この人の詩を読むたび、いつも、あなたはあなた自身として今を過ごしてますか、という質問が聞こえるような気がする。
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久々に連絡をとった方が公演の感想文だよと送ってくださった手紙を拝読。この夏に上演した新作とコロナ前の2019年に上演したもの二作についてくわしく書かれていてこんなことは初めて。強く参考になった。
季節が変わり、やっと7月公演の反芻作業も渦中に入ったところ。そこに、ゆっくり選ばれた言葉を投げていただけたこと、これは上演時の舞台と客席の間の無言の対話が継続しているようで、背を正す思い。僕自身も舞台を観た感想というのは時に何年も残り、発展してゆく。ダンスは一回性が強いと言っても、その残照残響がどこまで続くかは、ものによって、はなはだ未知なのかもしれない。そう考えると、創作も稽古もまた面白い。
過去にも感じたことがあるが、ソロ公演からしばらく経つと、自分の内部が変わっているように思えてくることがあって、それは次作構想ともやはり絡む。
作品というのは作るだけでなく、作る代わりに壊れるものも、ある。そして、上演という行為によって揺すり揺すられる。上演初日の最初の瞬間から終演日の踊り切リの瞬間までのどこかで、踊りと注視とがあいはたらきあってピッと張り詰めた水晶のような時空が生じることが、稀にある。日常にはなかなか生じない空間は忘れがたい。独舞と言っても一人から何かが生まれるわけではない、踊る肉体とそれが関わる魂すべてが働き合って何かが生まれるのだと思う。舞台では自分のイメジネーションのみならず観客の想像力とも踊ることに成るから、予想外の新たな火種も生まれる。今年の新作『やがて、、、(タトエバ切ラレタ髪ノ時間ト)』では、それが強くあった気がしてならない。
反芻を進めつつ、次作に向けて確かな作業を進めていきたい。
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同じ花を見る。毎年同じ頃に同じ場所で同じ花が咲いていて、同じ頃にそこを通る。不思議でもなんでもないが、なぜかしら、最近、こういう事が大切に思えてならない。
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ものの内部、という言葉が片山敏彦の詩にあった。
その印象から作った振付があって、いつか舞台にのせたいと考え何年か練習しているが、言葉の大きさに呑まれてまともに立てないまま、それでも、なんだか体に染み込んでしまったのか、何のきっかけもなく、思い出すことがたびたびある。最近また多い。
こないだ掲載した写真は、旅行中に通りががった寺院の壁だが、その白い漆喰の向こう側から、物質の内部空間が滲んではみ出してきているように、思えた。
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Stage info. 櫻井郁也/十字舎房:公式Webサイト
ただいまHPでは7月末に行った新作公演の記録を公開しております。作品制作中に記されたテキストや過去の公演写真なども掲載しておりますので、ぜひ、ご覧ください。
初心者から取り組めるレッスンです。内容や参加方法など、詳細をご案内しております。
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ゴダール氏が亡くなった。あらためて敬意を表したい。
かき乱され、振り回され、勇気を与えられていたのだと思う。
映画というより行動そのものであるようにも感じていた。
『さらば愛の言葉』冒頭の「想像力を欠く すべての人は 現実へと逃避する」という一言は見事と思った。
さらばゴダール、と思うのは、さすがにつらい。
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ちょうどいまごろの時間、悪寒とも少し違う、異様な予感で落ち着かないまま、テレビを見つめていた。巨大なビルの崩落が、繰り返し、流れ続けていた。20数年経っていると思えない。
あの日、稽古から帰宅するとNYでビルが燃えているというので、テレビに目をとられて身震いした。21時46分アメリカでは朝8時46分、さらに22時03分アメリカ9時03分。2台の旅客機が乗客を乗せたままワールドトレードセンターに突入した。そしてペンタゴンにも。あの瞬間から、突然、怒涛のように現在が始まった気がする。
9.11事件は21世紀の扉を暴力的にこじ開けたのではないかと思うことがある。
暴力の連鎖が始まっていることを生々しく知らされた。これまで感じたことのない種類の、深い暗さが近づいてくるように感じた。あれ以来、関係あることも、まるで別の次元のことも、なぜか雪崩のように物凄いことが次々に起きて、私たちがどこまで行ってしまうのか、わからないまま、いまここにいる。
あの直後に衝動に駆られ、つくり始めた作品群があった。『非暴力と不服従へのダンス・第1番〜第4番』である。
第1番はソロ、第2番がデュオ、第3番はカルテット、第4番で再びソロとなる。個体性と関係性のあいだを、揺らぐように、迷いながら、作品を作っては上演し、3年を過ごした。
その翌年、この4連作を通じて蓄積されたものから生まれたのが『カナリゼーション〈祈りの河〉』という作品だった。
男女のダンサーによってソロとデュエットが交互に踊られ、そこに一人の女優によるアクトが絡み、数え切れない量の身振りや言葉が浮かんでは消え、時間に運ばれて流れ去ってゆく。
これら合わせて5つの作品について、再考することが多い。この作品群を境に、現在までソロ作品が連続している。
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おおたか静流さんの訃報から数日、しんとしていた。寂寥感というのか。また一人、、、。
かなり前にNHKの番組(※)で振付担当をしていた時期があり、言葉を、あるいは、話す、ということをテーマに毎週ダンスを作り、子どもたちに踊ってもらった、その初回で歌って下さった人。
たくさん話したわけではないのに、こちらの思いを超えた声に、聴き入った。まだ聴こえている。
心に届いたひびきは、消えない。
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