昨年末の12月に開幕したJapanラグビーリーグONE。Division1の戦いは全18節の打ちの中盤の折り返しとなる第9節を迎えた。カテゴリーを越えた交流戦としても4節目。いよいよ、順位争いもより具体化してくる中盤戦である。
昨季6位で何とかプレーオフトーナメントに進出したサントリー東京サンゴリアスの持ちゲームで、昨季8位の横浜キャノンイーグルスを迎えての試合である。
なお、昨年の対戦では、キャノンが33対22でサントリーを下している。
サントリー(黄色)とキャノン(赤)の激しい攻防
サントリー東京サンゴリアス 54(20―12/34―10)22 横浜キャノンイーグルス
今季のここまでの戦いは、サントリーは先々週の雪で1試合が中止となり7試合で4勝3敗、勝点21で5位につけている。一方キャノンは今季はスタートから苦しんでおり、ここまで1勝7敗で勝点7で現状は最下位の12位と低迷している。交流戦を終える13節までには何とか中盤の位置あたりまでは回復しておきたいところであろう。
後半で一時は逆転したキャノンだったが、その後のサントリーの反撃を抑えきれなかった
立ち上がりから15分くらいまではどちらも、なかなか決定的な好機を得られず、キャノンも最初のチャンスでPGを狙ったが決まらなかった。そんな中でサントリーはゴール正面で迎えたチャンスにFWが展開していきFL⑥ヴァカタ(トンガ、航空石川→天理大)が最初のトライを決める。その後、24分にもサントリーは右のオープン展開でトライを決めて、ゴールも⑮コルビ(南ア)が決めて、さらにPGも決めてリードを広げていく。
これに対してキャノンは、34分にゴール正面のFW戦からLO④タリー(アイルランド)が抑えて、ゴールも田村優(國學院栃木→明大)が決めた。さらに39分にキャノンはLW⑪カタヤワ(フィジー)が走ってトライ。1トライ差まで迫ったが、前半ラストプレーでサントリーはPGで加点して20対12で後半に入っていった。
プレスキックを慎重にセットするキャノン・田村優(國學院栃木→明治大)
後半の入りはキャノンが43分にトライを奪うと
0、49分にもPGで加点して逆転。これは面白くなるかなと思わせてくれた。
ところが、これでサントリーはギアを上げることになったというか、55分に左中間の混戦からFWが押し込んでトライ。さらに次のプレーでもキックオフボールを奪うとカウンター攻撃でFL⑦マクマーン(豪)が走り込んでトライ。なおも、60分にも微妙なプレーだったが、再びFL⑦マクマーンのトライが認められ、わずか10分そこそこのうちに3本を奪い、さらに62分と69分、そしてラストプレーでもLW⑪尾﨑泰賀(伏見工→帝京大)が追加のトライを決めて、結果的にはダブルスコア以上の差でサントリー東京サンゴリアスが、横浜キャノンイーグルスを圧倒した形となった。
キャノンは今季はまだ1勝のみで、シーズンも折り返しとなり最下位。後半へ向けて厳しい戦いとなっていきそうだ。



