毎年のことではあるけれども、6月のこの時期は全国各地で夏の選手権大会の各地区大会の組合せが、連日のようにスポーツ新聞に掲載されていく。その組み合わせを見ながら、ボクは7月の取材行動予定を立てながら、ファイナルはどういう対戦になっていくのかなということを展望するのも、一つの楽しみとなっている。
そうそう、これも毎年のように何度も言っているけれども、この地区大会はそれぞれ独立した各都道府県の高野連がメインとなっている(まぁ、朝日新聞の各支社や支局も主催となっているが)独立した大会である。ということで、甲子園の予選ではないのだ。呼称としても、全国高校野球選手権愛知大会と言うように、それぞれが独立している大会なのだ。だから、勝ち上がった学校は優勝校という呼び方になる。結果として、それが全国選手権大会の出場権を得られるということなのだ。
いずれにしても、その組み合わせが決まって発表されてくると、ワクワク感は否めない。ことに、ボクとしては愛知大会を中心とした東海地区と東西東京大会に埼玉、千葉、神奈川の首都圏と群馬、栃木、茨城などの関東地域は、可能な限り足を運ぼうと思っているので、その予定を作っていくのも楽しい作業の一つである。
全国最多となるであろう174チームが参加する愛知大会は一足早く今月の最終土曜に開幕するが、27日、28日の1回戦でも「これは、面白そうだ」と思わせる好カードがいくつかある。初日の「杜若・愛知黎明」「名経大高蔵・大同大大同」「津島・名市工芸」や翌日の「豊田工科・名城大附」「科学技術学園豊田・岡崎工科」「小牧南・東浦」に、昨年の優勝校の豊橋中央も春季大会で名古屋たちばなに2回戦敗退となったのでノーシードとなり、28日に名古屋と当たる試合も面白そうだ。
また、東西東京大会でも、先日組合わせヤグラは決まっていたが、そこから球場などを割り振っていくというシステムだったが、その球場と時間が公表された。7月上旬は各校、期末試験などもあるのでその日程に対しての配慮もあるのだけれども、5日の日曜日だけは多くの球場で試合が組み込まれている。こうしたことが発表されることで、またムードは盛り上がっていく。
序盤の組合せとしては、西東京の「早稲田実・八王子」が、初戦最大の注目カードということになろうが、「杉並・東大和南」も都立の環境で熱心な指導者が頑張っている同士で注目したい。また、東東京の6日神宮球場の「日体大荏原・東京実」「錦城学園・東海大高輪台」なども目を離せられない試合になっていくのではないだろうか。
こうやって、梅雨のこの時期を過ごしていくのだけれども、各校とも対外試合などでチームの調整を確認できるのは、今週末と来週末くらいしかない(愛知県は6月末からの開幕なので、今週末のみとなる)。そういう意味では、これからの練習時間の過ごし方は、とても大事な時間になっていくとも言えよう。いずれにしても、悔いを残さないようにして欲しいなというのは、見守る大人としての思いでもある。
今年の夏が、どれだけ暑くなるのかわからんけれども、近年は暑さ対策もというのも大事な要素になっている。そうした中で、いかにスムーズに大会が進行していかれるのかということも各連盟にとっては、とても大事なことでもある。
静岡大会は、第1試合の開始は朝8時30分ということも発表されている。観に行く側としては、それはそれで大変なのだけれども、そういった条件も含めて、夏の高校野球選手権なのだという理解をしている。



