こういう試合をしていれば、練習試合の価値も高まると思わせた「江戸川・東大和南・広尾」 | (株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

(株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

ついこの間始めたばかりだと思っていたこの会社も、干支で言うとひと回りを越えて、15年目に突入してしまった。その間には、コロナ禍や事務所の引っ越しも含めていろいろなこともあったかな。そんなことを思うと、まあ、よくここまで持っているかなというところだろうか。

 多くの学校で、夏の選手権大会に敗退して、その直後から結成されてスタートした新チームが1カ月ほどの時間を経て、チームとしてある程度は練ねれてきて、この秋の大会を目指している。地区によっては、既にブロック予選などが始まっているところもある。リーグ戦や敗者復活戦形式を含めて運営されているところでは、一つの試合を通して、それを学習させる材料としてさらにチームのテーマを見つけていくということにも出来るようになっている。

 ただ、東京都の場合は学校数が多いということもあって、9月からの秋季大会のブロック予選は一本勝負のトーナメントとなる。それだけに、この8月の夏休みは練習試合を多く組んで、経験値を高めていくこともさることながら、緊張感を持ちながらの試合を経験していくことも大事なテーマとなっていく。

ベンチ前の江戸川の選手たち

 ということで、江戸川と東大和南、広尾の3校は、たまたま指導者が遠い縁戚関係にもあるということが分かって、「親戚カップ」と称して、毎年この時期に交流戦を行っている。一応優勝カップなども用意して、順位を決めていくということである。そうした緊張感を味わいながらの試合ということになる。

 選手や指導スタッフは、朝7時30分に集合して、開会式なども行ってモチベーションを上げていくという演出もしている。

左から江戸川、東大和南、広尾の選手たち

「大人の遊びなんですけれども、それに生徒たちもちゃんと付き合ってくれています」と、江戸川の芝英晃監督は笑いながら言う。こうしたセレモニーを作っていくということで、その運営や段取りの勉強にもなっていくということにもなっていくのだろうかとも思う。

 去年は東大和南で行われたが、今年は江戸川高校グラウンドが会場となった。

江戸川高校グラウンドバックネット裏

 

東大和南 010 010 112=6

 江 戸 川  200 001 000=3

 

東大和南 001 20 0 030=6

 広  尾 102 00 2 000=5

 

広 尾 003 130  2=9

江戸川 000  000 2=2 (7回コールドゲーム)

 

   *東大和南が2勝で優勝

東大和南・馬場君遥都君

 試合としては、東大和南が2試合とも終盤の7回以降に逆転して、そのリードをキープしていく形で逃げ切った。東大和南は一番投手の馬場遥都君が江戸川との試合では、粘り強く投げた。そして、どちらの試合でも、最後2イニングを三塁手の大石暖人君がリリーフして制球よく投げて抑えていくという形だった。2試合目の広尾との試合などは、8回、苦しい無死満塁から3者連続三振。さらに9回も無死の走者を出しながらも後続を抑えていっていた。

 西悠介監督は「2試合とも、とてもいい試合でした。このチームになってから、一番いい試合だったと思います。気持ちも入っていましたね」と、秋季大会を前にいい感触をつかんで、勝つパターンを得てきたようだった。

三塁打を放った、広尾・秋山君

 前チームでは江戸川は石橋投手、広尾は古荘投手といずれも注目を浴びた好投手がいたが、それを観ながらやってきた両校の選手たち。広尾は先発した岩下将陸君が好投。そして、2試合とも一番内野手の松本直啓君がリリーフして、しっかりと引き締めた。主将で遊撃手の金子大智君もリリーフして、制球よく投げて、江戸川との試合では2度マウンドに登り、最後は無死満塁を1失点で切り抜けた。コールドゲームを成立させるために、もう、相手に点をあげられないという意識でのマウンドも大事な場面だった。

 2001年夏には城東で甲子園出場を果たしている安部雄大監督も、前チームから新チームへの引継ぎも、上手くいっているかなというところを感じていたようだった。

 結果的には、連敗ということになってしまったホームの江戸川。芝英晃監督は、「東大和南も広尾も、投手がいいですよね。秋の新チームは、あまり打てませんから、投手がしっかりストライクを投げてい殻れということが大事ですね」と、再認識していた。

東大和南の林田蒼介君、「栄冠は君に輝く」を演奏した

 なお、この日は入場行進もして開会式なども行ったけれども、その際に東大和南の林田蒼介君がギターで『栄冠は君に輝く』を演奏した。こういう、ちょっとした楽しみというか、そんな所も演出しながらの1日で、選手たちもそれはそれで楽しさを味わっていたのではないだろうか。