新ダイヤの時刻表も購入して、いよいよ春の遠征モードに気持ちもシフト | 週刊テヅカジン

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手束仁が語る、週刊webエッセイ

 毎年恒例のことではあるのだけれども、3月のダイヤ改正に伴う新ダイヤが掲載されている時刻表が発売される。毎月発行される時刻表だけれども、ボクは毎年、この時期のダイヤ改正号だけは 購入することにしている。まあ、たまには夏のお盆の臨時列車が多く掲載されている号や年末年始の臨時列車が多く掲載されているのを購入することもあるけれどもね。時刻表は好きだけれども、取り立てて時刻表ヲタクや鉄道ヲタクでもないので、そこまでは凝らない。

 それでも、時刻表を見るのは好きだし、基本的にアナログ人間のボクとしては、行動予定はやはり時刻表と睨めっこしながら作っていく方が安心感がある。今年の春は、3月上旬に愛知県遠征から、娘夫婦と孫たちがいる岡山まで足を延ばそうと考えている。だから、名古屋から何時の新幹線に乗ったらいいのかということを考えるのだけでも、ちょっとワクワクした気分になれて楽しい。

 また、愛知県知多半島の武豊線や東海道線の在来線のダイヤを見ながら、乗り継ぎを考えていくのも、それはそれで楽しいことだ。めちゃくちゃ入り込んでいくヲタクになりきるワケではなくても、鉄道というのは、何となく夢をかきたててくれるし楽しさがある。だから、いくつになっても、電車に乗るという行為が案外好きでいられるのだと思っている。

 

 それにしても、去年は1205円だった同じ時刻表が、今年は1375円。一割増かよと思ってしまうのだけれどもねぇ。時刻表だけではないけれども、このところ値上がりの度が過ぎるんじゃないかなぁとも、思わざるを得ない。このままのペースで行くと、時刻表もすぐに1500円越えになってしまいそうだ。

 

 閑話休題、この時期の本屋さんでのもう一つの楽しみは、プロ野球選手名鑑の購入だ。現在は、かなりの出版社等が同じような体裁で刊行している選手名鑑である。何を基準にどう選ぶのかというところだけれども、値段もさることながら、今年に限って言えば、ファームの新球団2球団の「くふうハヤテベンチャーズ静岡」と「オイシックス新潟アルビレックスBC」のメンバーが載っているかどうかというところは大きかった。

 ファームに限るとはいえ、むしろファームの試合こそ選手名鑑片手に観なくてはいかんのだからねぇ。身長体重はもちろんのこと、最低限、利き腕と出身校というか球歴を掲載している情報は欲しいというものだ。ことに、出身校選手は、名鑑としては一番大事な情報だと思っている。好きな女性のタイプとか、そんなもんはどうでもいいのだけれども、今の選手名鑑とはそんな情報が妙に多いような気がする。

 とはいえ、昔の選手名鑑なんか、選手の住所なんかも掲載されていたからねぇ。それを見て、ファンレターを送る人やサインをおねだりする人もいたようだけれどもね。そんなこともあったりしたから、今の時代では、それらも個人情報公開になってしまうということで「あきまへん」ということになっているのだろう。

 まあ、そういう時代なんだわね。こんな今の時代の風潮は、いいのやらいかんのやら、正直オレは分からん。とはいえ、それが今の時代だと言われたら「ああ、そうですか」と言うしかないんだけれどもね(苦笑)。オレは、いろんな面で、ちょっと息苦しい。

 ん…❓ なんだか違う話になってしまったか。