開催されて本当によかった、各地の夏の代替大会 | (株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

(株)ジャスト・プランニングも、何だかんだで15年目を突破した

ついこの間始めたばかりだと思っていたこの会社も、干支で言うとひと回りを越えて、15年目に突入してしまった。その間には、コロナ禍や事務所の引っ越しも含めていろいろなこともあったかな。そんなことを思うと、まあ、よくここまで持っているかなというところだろうか。

 特別の夏となった2020,年・令和2年の夏。予定されていた第102回全国高校野球選手権大会は地方大会も含めて中止となってしまった。その発表があったのが5月20日。その約1カ月前にインターハイ(全国高校総合体育大会)の中止が発表されていただけに、その可能性は高い須かなとは思われていた。

 ただ、中止が発表されても、全国各地の高野連関係者は、東京都や愛知県、岡山県などはいち早く対応して、夏の代替大会を独自に開催することを発表。それに追随するかのように、各地でそれぞれの判断で開催が発表された。一旦は開催しないことを発表した福岡県も、4地区大会止まりではあったものの、代替大会を開催することとなった。結果的には、全国で代替大会を開催することが出来た。

 コロナウイルスの感染状況などを考慮しながらということもあって、8月になって開催した埼玉県や千葉県、神奈川県などでは、現在も大会は開催されている。また、甲子園では、1試合限定だけれども、選抜出場が決定していた32校によって交流試合も開催されている。

愛知県代替大会を制した中京大中京は、昨秋以降、

明治神宮大会を含めて公式戦無敗のままセンバツ交流試合に挑む

 あくまで、今年は変則という形ではあるけれども、それで゛も7月は雨続きという、今度は天候との戦いということもあったけれども、夏になってやはり高校野球があるということは、日本の社会現象としても文化という観点から見ても、それは大事なことだと思っていいる。

 そして、それよりも何よりも、各地の代替大会では、甲子園は奪われてしまった戦いであるにもかかわらず、各地でドラマチックな試合が展開されていた。やはり、高校野球は素晴らしいな…、ということを改めて思わせてくれる試合が相次いでいた。そういうシーンに遭遇すると、ボクなんかも、やっぱり、この夏、代替大会を開催してほんとによかったなぁと思う。

 ボクなんかは、東京都や愛知県や静岡県、千葉県などの大会には取材で窺わせていただいていたけれども、限られた条件ながらも、見守る保護者たちの熱い思いも感じられた。また、関わってこられて各地の高野連の人たちの苦労も、改めて実感した。

いつもとは違う夏、だけど思いはやはり、いつもの夏と変わらなく熱い、

いやそれ以上に熱い思いがある夏となった

 そして先日、ボクにとっては大学の先輩にもあたる専大松戸のベテラン持丸修一監督と取材を兼ねてお話しさせていただいた。その言葉が身に染みた。

「オレも、時間があるときは、東京都など各地区の試合テレビで見たりしていたけれども、何処もいい試合するね。大人たちが思っている以上に、今の高校生っていうのは、ほんとにしっかりしているよね。だけど、指導者として、大会があってチームとして勝ちたい、勝たせたいと思ったら、やっぱり叱ったりもしなくてはいけないこともあるんだよ。正直、指導者としては今年は辛いと思ったよ。だけど、生徒たちは本当に一生懸命にきちんとやっているよ。応えてくれているよね。却って大人が教えられたことも多かったんじゃないかな」

 そんな言葉が、ボクにも、重く強く、心にしみた。そしてメディアのはしくれに関わる人間としては、「いろんなことを言うヤツがいたけれども、やっぱりこの大会、開催してよかったんじゃないだろうか」ということは、つくづく思っていた。

 そんなことを思っていたら、不覚にも、涙がこぼれそうにもなってしまった。

愛知県大会の「至学館・愛工大名電」の試合も、タイブレークにもつれ込んで素晴らしい試合だった。

最後、至学館の劇的逆転3ランで決着となった

 やっぱり、高校野球って、いろんな人に、いろんな思いを与えてくれる、素晴らしい日本の文化なんだなぁということも、再度認識した。そんな、高校野球に対して、端くれとしても関わっていられる自分の立ち位置を嬉しく思うと同時に、本当にしっかりと思いを伝えていかないといけないなぁということを思った2020年の20年の夏ということを再認識した。還暦を超えてなおなお齢重ねつつも、「我、木鶏に至らず」。学ぶことだらけである。