いよいよプロ野球が開幕する。一時は、今年は出来ないんじゃないかという不安さえあっただけに、何はともあれ開幕するというだけで「よし」とせなあかんなぁという気もしとる。
だから、芝居の掛け声じゃないけれども、始まったということだけに対しても、「いょっ! 待ってました」と、大向こうじゃないけれども、テレビ前からも声を上げたくなる。
今年は、待機時間がことのほか長かった選手名鑑ですが、ようやく活躍時期が来た
毎年のことなのだけれども、プロ野球というのは開幕前は、どの球団のファンも、みんな夢いっぱい。中日ファンも、毎年3月には、同じようなことを言っている。
「今年はキャンプから充実しとったで、ここ何年かで一番ええがや。柳が最多勝、周平が首位打者、石川昂弥が新人王獲れせんか」
そんなことを言って、過ごすキャンプからオープン戦の1カ月か2カ月くらいは思い切りはしゃげる。そんな時期が、野球ファンにとっては“球春到来”の掛け声とともに、一番嬉しい時間でもある。だけれども、今年は、まさに「永すぎた春」だ。
「春過ぎて 夏来にけらし 純白の ボール飛べ飛べ 無人球場」
な~んちゃってね。
もう今年の場合は「(プロ野球が)やれりゃ―ええわ」ということになっている。
だから、どこそこ頑張れとかよりもまずは、無事にシーズンやってちょ。そんな思いである。「永すぎた春」によって、まだ、心の準備が出来切っとらんというところもあるのかもわからん。
それでも、これからシーズンが始まっていくと、それぞれの一球に、一打に気持ちが高まっていくのだろうけれどもね…。
ボクの場合、もちろん愛知県人として中日が勝ってほしいというのはあるし、中日が優勝争いすれば、やはり頑張って欲しいと思う。
まして、昭和30年代生まれ世代にとって、アンチ権力派(反体制というほどの大袈裟なものではなく、既存の権威や権力にちょっと逆らいたいだけ)にとっては、権力の象徴のような所を感じていた読売にだけは負けるなと、ローカルの意地を示したい気持ちは大いにある。だけど、とりあえずは、プロ野球がやっとスタートしていくことを喜びたい。
この時期、取材も兼ねて、いろんな高校野球の監督に電話したりもしていたのだけれども、図らずも至学館の麻王義之監督が言っていた。
「やっぱりね、プロ野球が始まっていかんんとね。そこから、いろんなもんが動いていくんじゃないですか」
まさに、その言葉通りに、今日からは公にも“県を跨いでの移動”がOKということになった。
ほら、社会が動き出したじゃないか。やっぱり、日本は野球立国なんですよ。
♬いいぞ、頑張れ ドラゴンズ 燃えよプロ野球 といったところかな(^^♪



