大相撲観戦は日本文化としても大事なものだと再確認 | 週刊テヅカジン

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手束仁が語る、週刊webエッセイ

大相撲が盛り上がっている。

今や、なかなかチケットもゲットできないくらいに、大いに盛り上がっている。日曜日に始まって、15日間、ぶっ通しの興行ということになるのだが、その連日が、満員となっていくことに、改めて、今の大相撲人気の根強さを見せられたようだ。

この、国技館前の幟で、、すでに気持ちが盛り上がる

 

私たちも、六日目となる13日に足を運んだ。

この、六日目というところは、中日よりもちょっと前で、序盤戦が終わったところで、おおよそ今場所の力士の調子の善し悪しも見えてきて、優勝争いもちょこっと見えてくるかなというところでもある。

幕下の対戦を数少ない情報から楽しむのもいいね

 

相撲観戦の楽しみは、もちろん相撲の一番一番の勝負も大事なのだが、それだけではない。テレビで見ているのと違って、自分の位置からも周囲のいろんなものが見えるので、その一つひとつに何の意味があるのかということを考えたり、新しい発見があったりということもある。それらを含めての、相撲文化かなという気にもなれる。

 

幕下以下の相撲では、あまり情報がない中で、場内アナウンスの出身地と所属部屋が一つの目安にもなる。ボクなんかも、「愛知県○○市出身……」なんていうのが流れると、ついつい応援したくなる。

また、高校相撲や学生相撲で、それなりに印象のあった力士が登場するのを見つけるのも嬉しい。

十両以上になると、締め込みの色が、それぞれ鮮やかなのにも目を引かれる。十両土俵入りを経て、幕下五番から、照明が明るくなる瞬間もいい。「さぁ、いよいよ、本格的に始まるぞ」という、そんな空気も感じられる。

注目の宇良(木瀬部屋=鳥羽→関西学院大)は今場所好調

 

エンドメッセージ

慌ただしく年が明けたかと思っていたら、あっという間に1月も、半ばとなってしまいました。

近年はお正月も、昔ほどの「らしさ」を感じなくなっています。そして、成人式なんていう儀式も、自分の娘が終わってからも、すでに8年が経過していくと、もはや、自分にとっても別のことですね。

改めて、こうして、それぞれの時間が過ぎていって、年を重ねていくのかなぁということも、と見に感じています。だけど、まずは2020年まで、楽しく元気で、明るく前向きに生きていきたいなぁと、思っています。

幕内土俵入りも、生で見ると華やかで厳か

 

大相撲を見て、盛り上がるのも、そんな自分を少し、応援してあげようかなと…、そんな思いでしょうか。