第18回日本カイロプラクティックセミナーを受講して来ました。
去る、7月6日7日に名古屋で行われました、日本カイロプラクティック師協会(以下JSC)の日本カイロプラクティックセミナーを受講して来ました。
(セミナー中の写真撮影は禁止となっていましたので、テキストの写真だけです。)
このセミナー、言うなればJSCの主催する2年に一度行われるお祭りセミナー!!!
講師も内容も豪華なのであります!!!
今年行われました内容は、
○臨床基礎講座 吉岡一貴先生の『骨盤を「見る」「観る」「診る」』
言わずと知れた仙腸関節のスペシャリストであります。
そして、この講義が私の第一ターゲットでございます。(これを受けるために参加したと言っても過言ではない!!!)
ぶっちゃけ、吉岡先生のファンなんですね〜〜
(10年ほど前に行われました福岡の徒手医学界のポスター展示からですね。当時は吉岡先生がおっしゃっていることがチンプンカンプンでしたが、大分わかるようになったものだと・・・時の流れを感じます。)
もうね〜面白いったらやありゃしない!!!
人の体の正常ってなんなのさ???左右対称は正常か???などなどから始まり、本当、マニアックな世界を細々と・・・・
私自身、左右の対称性は元々ないものだと、思っておりましたが、今回の受講で自分の考えがまた一つまとまりました。
○教育講座(禁忌症講座)金 安明先生『脊柱疾患』
この金先生、肩書きは
社会医療法人 弘道会 寝屋川生野病院 院長
日本脳神経外科学会 専門医
日本脊柱脊髄外科学会 専門医
と言う、れっきとした正統医学のお医者様でございます。
2年前の日本カイロセミナーでも禁忌症の講師をされ。動脈硬化とか循環器系の禁忌症のお話をされていました。
今回は脊柱疾患ということで、カイロプラクターには必須な内容を講義となっていました。
特に今回は頸部の脊柱管狭窄症のお話が私自身、激アツでした。
と言いますのも、少し前に頸部脊柱管狭窄症の手術歴のある患者さんを見ていたからなんです。
金先生には脊柱管狭窄症での腱反射のことを初め、足クローヌスのことなど、色々と質問させていただきました。そして、ここを見てみたらどう??というヒントまでいただきました。
もうその患者さんは、なごみカイロへは来ないかもしれませんが、もし、次に似たような訴えをお持ちの方がこられましたら、今回学ばせて頂いたことを役立てようと思います。
◯臨床応用講座 河合智則先生 『fasciaの今と介入の考察』
実は、この河合先生、実は13年ほど前に名古屋に住んでいた時に色々と教えてもらった先生なんですね。
当時はカイロプラクティックをはじめとするマニュアルメディスンの情報が今とは比べ物にならないぐらい少なく、河合先生に色々と質問しておりました。
今では立派なDC(ドクターオブカイロプラクティック)となられ、スポーツの分野で活躍をされています。
(途中、挨拶に行ったのですが・・・多分、私のこと忘れてましたね・・・・・涙・・・)
ただ、河合先生からいただいた伝説のカイロプラクティック本、『リボーン』は今でも私の宝物です。
講義の中でfasciaに対する新たな情報をご教授いただきました。
○特別講座 丸茂義二先生 『顎関節症について〜病因と病理〜』
超超スペシャルな歯科医の先生のお話が聞けるとは、ありがたい限りでございます。
丸茂先生、日本歯科大学名誉教授であらせられます。
そんな先生の話を聞けるJSCという団体のすごさを感じてしまいます。
私自身、歯科領域からの姿勢制御は別に良いかなぁ〜と思っていたのですが、今回、丸茂先生のお話を聞かせていただきまして、思ったのは、まず、『むちゃくちゃ面白いではないですか〜〜〜!!!!』
(もっと早くに出会いたかった)
ちょっと最近影響されて顎関節から上部頚椎まで注意して診るようになってます。
ほんと、今回もスペシャルな2日間の学び、ありがとうございました。
これからしばらくの間、研鑽するテーマをがっつり仕入れることができました。
セミナーで講師をしてくださった先生方、セミナー運営を行ってくださったJSCの先生方、同じ時間、同じセミナーを共有した参加者の皆様、ありがとうございました。