最近の日曜討論を聞いていると
世界の中での日本の競争力が落ちている
↓
- 賃上げにより生産性をあげないといけない
- 少子化対策により人口を増やさないといけない
- 投資マネーを呼び込むために金利は下げるべき (円安になるので輸出企業には良くて輸入企業はしんどいが)
こういう論調をよく聞きます。
グローバルで競争している人にとっては「それで世界の中で日本の競争力があがるのか?」と感じている気がしますが、今日の日経朝刊は同感できる内容でした。
生産性向上をコスト削減で達成しようとしても限りがあり、突き詰めると給料を削るしかなくなります。伸びしろがあるのは影響価値(VP, Value proposition)を世界の中で高めて生産性を上げる側。世界を相手に競争力を高めるために技術革新も一つの手。これは賃上げすればやる気が出て技術革新が進むわけでもないと思います。
また、人口は多いけど競争力がない国もたくさんあるので、人口が増えればどうかなるわけでもないように思います。
ニホンと言う国が世界の中で競争力を高めたいなら、世界を見てやることを考えるべきだなぁ。国の競争力は下がっているけど、世界を見て競争力を磨いて競争力を高めている企業・個人はいる感じがします。