なんちゃらママは案件に応じて十分条件の説明の仕方がうまいという話を書きました。
では、自分が商売抜きに中学受験に必要なものはなんなのか？と言われると、こんなことかなぁと思っています。
「父親の経済力」はDの象限、「母親の狂気」はAの象限ですね(子供ではなく親がやらないといけないこと)。
Dの象限は特に週刊誌などで書かれます。では、お金があれば中学受験に受かるのか？というとそうでもなく、身の回りでも家は開業医なのにAやBが足りなくて私立中学に受からずに地元の公立に行ったお子さんもいらっしゃいます。
高校の第一回定期テストでは科目によっては高校から入ってきた人と中学から上がってきた人と同じテストだったようですが、それらの科目はすべて高校から入ってきたクラスの方が平均点が上でした。中学から上がってきた人はどちらかというと親のAやDの象限が強力だったから中学受験に受かったのでしょうが、高校から入ってきた人は本人のBやCの象限が強力なのでこういうことが起きたのかなぁと思いました。
(共感を得てページビューを稼ぐための)週刊誌のガス抜き記事に踊らされ、AやBをやらない言い訳のためにCやDを引っ張り出して家族全員が他責志向にならないようにするのが中学受験の秘訣ではないかと思うこの頃です。