「なぜなぜ分析」とは、発生した問題に対して、なぜそれが起きたのかを繰り返し問いて、その原因に対してもなぜを繰り返し、問題の根本原因を探る分析手法です。
問題の根本原因がわかれば、問題の再発を防止するための対策を立てることができます。
4月新刊の『現場・職場・組織を変える なぜなぜ分析活用術-全員で取り組む原因追究の強化書』の著者・小倉仁志先生は、長年にわたるさまざまな企業での実践指導を通じて、失敗につながった不完全という名の落とし穴、いわゆる改善すべき問題を見つけるには、どのように進めていけばよいのか、どんなことに注意しなければならないのか、すなわち失敗の原因追究について研究してきました。
本書はその集大成として、今や数多くの企業で用いられている「なぜなぜ分析」や「いきさつフロー図」といった手法・要素をまとめ、失敗の原因追究の考え方からポイント、手法の使い方まで具体例を豊富に用いて解説しています。
「なぜなぜ分析」を使ったことがないという方から、どうすれば失敗の原因追究がうまくいくのか悩んでいる方まで幅広く勧められる、現場・職場・組織の“強化書”です。是非ご一読ください。
【主な目次】
第1章 「なぜ?」を繰り返して,失敗を掘り下げる
第2章 「なぜ?」を考える前にやるべき5つのステップ
第3章 「なぜ?」を繰り返すときの新なぜなぜ分析10則
第4章 失敗の原因追究で忘れがちな大事なこと
第5章 事例で再確認! 原因追究の進め方となぜなぜ分析のポイント
(了)