NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S は新生・異次元モンスターレンズです | Art of the World - カメラを持って、旅に出よう

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10年以上定期的に世界を旅しています。それらの旅の記録を写真と共に残しています。2024年3月現在渡航国と地域は65。

そう、またやってしまいました。

Z8購入から1週間と経たず、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S を購入してしまいました。

両親を連れて黒部ダムへ行く機会があったので早速の試し撮り。

 

撮って出しです。ISO-64、絞りはF8。

黒部ダムは何度見ても壮観。

GWも終盤ですが、多くの観光客でにぎわっていました。

次は観光放水が見たい。

 

 

 

あんまりこういう解析的な見方はしない方なのですが、

あまりに凄いのでご参考に、左下の部分を切り取ってみました。

凄すぎます。流れることなく、くっきり残ってます。

 

 

 

クイックレビューを。

 

 

 

Z8との組み合わせはコンパクトです。

 

 

 

なんとDf+AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR よりも全長が短くなります。

Fマウント最軽量フルサイズと、軽量コンパクトがウリだったフルサイズ用広角単焦点の組み合わせなのですが。

ミラーレスならではの薄さと、レンズ本体の短さの合わせ業。

 

尚レンズ同士を比較しても、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの方が軽いです。

 (AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR 680g

  NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S 650g)

 

 

 

純正の偏光フィルターと、フィルター用のフード。デカい。

この偏光フィルターは希望小売価格:86,790円とこれまた異次元の高価格です。

単焦点レンズが買えちゃうし、なんならZ30とかZ50も買えます。

 

 

 

===

私は2017年に一瞬だけFマウント用のAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDを所持していたことがありました。

2007年発売のレンズですが、当時から凄まじい画質でその名を轟かせていました。

 

しかし、

・フィルター装着不能

・重い

・所謂出目金で気を遣う

・手振れ補正が無い

 

と、使い勝手に劣り、旅と登山がメイン撮影の自分には相性が良くなく、

画質は劣りますが(充分いいんですけど)、便利で軽い、

AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRをメインの相棒としていました。

(※AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRはあまりに好きすぎて未だに手元に残してあるくらいです)

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDは、打率1割だけど当たればホームランというロマン枠だと思っていたのでした。

 

ところが新世代Zマウントで登場した14-24は、上記の問題を全てクリアし、

使い勝手も高めた、最強の広角レンズとなりました。

打率が高く、当たれば大体長打の高OPS選手です。

(Zマウントボディは手振れ補正内蔵)

しかも肝心の画質もまた、今でも他社の広角レンズの画質を圧倒する性能するFマウントの14-24のものを、

更に超えてくるという、とんでもないものとなりました。

 

2018年から使用し、NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sも軽くて高画質で大好きです。

バリ島原チャ旅や、中央アジア放浪、北アルプスなどにたくさん持ち出しました。

今後日帰り登山などに使っていくかもしれませんが、

これだけ軽くて超画質だと、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sばかり持ち出すことになるかもしれません。

そうなるとNIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの方を売りに出すことになるかな…。

まぁ両方残すはあっても、

NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sについてはいずれにせよ一生ものになる予感がします。

 

 

 

アフリカ行きに頼もしいラインアップが加わりました。