2年弱眠っていたこのブログ。
色々あったので最近また動かしてみようと思いました。
タイトル通り…次の旅の予感がするので。
2010年、大学院修了旅行の南米旅を皮切りに、
2019年、2度目の転職期間に行った中央アジアの旅まで、実に65の国と地域を旅しました。
しかし、コロナ渦で一年の過ごし方が大きく変わりました。
すっかり旅と離れる中、カメラ熱は遠ざかっていました。
東京から富山にUターンして以降は山に没頭していましたが、
確かに毎回Z6と14-30 f4を持って行くには持って行くのですが、
機材としてはそれで満足で、何か新しいものが欲しいとは思っていませんでした。
カメラの画質って、フルサイズが徐々に一般に浸透し始めた2008年あたり、
5Dmk2/D700、40D/D40、
くらいから大きく変わっていないというのが私の見立てです。
勿論、機能やAFの性能など変わっている部分も多いのですが、
なんでしょうね、上下水道や発電、鉄道自動車みたいな革新的な発明に比べて、
90年以降のITの発展って、実はそんなに大きく生活を変えたわけではないみたいな。
実際、画質はD800どころかD700/D300Sでも十分な位だと思っています。
D300S
D700
D700
D700
D800で高画素化(D700 1200万画素→ D800 3600万画素)し、
高精細な画が得られるようになりました。
ただなんでしょうね、パソコンとかで見ている分には1200万画素で何の問題もありません。
手振れを許容してくれるシャッタースピードも一段程度緩くなります。
昔は1200万画素で広告とかもやってたんですよね。
今でも町の写真館ではD4あたりが現役で稼働しています。
1200万画素とは、大体4Kのサイズプラスアルファになります。
今でも画質が一番良いと感じるのはD3S(1200万画素・2009年)だったりします。
D3S
D3S
D3S
D600でフルサイズのエントリーが2400万画素になりましたが、私の環境では正直、解像度でこれ以上は不要だと感じます。
D3X(2009年・約89万円)の2400万画素が高画素モデルと言われていた時代もあるくらいです。
また、DXクロップすれば1200万画素相当。咄嗟の1.5倍簡易テレコンが十分な画像サイズで収まるギリギリライン。
そういう意味でも、フルサイズは、2400万画素で実用性として十分なラインだと思っています。
D800を1か月振り回すのはデータ的にも物理的にも重いなぁと思って、
中古で入手したD610を持ってアジアを旅したこともありましたが、
画質に何の不満もありませんでした。
(尚、旅後にマップカメラで、買った額とほぼ同じ額で売れました^^;)
D610
D610
D610
D610
D610
ただ、D610には、
①オートフォーカスのエリアが狭い
②それでもやっぱりデカくて重い
という2点が気になるところでした。
その後D610は手放し、D800をメインにラダックやレソトを旅しました。
D800
そんな中登場したZ6。
一眼レフより軽量なボディに詰め込まれた、素晴らしい画質、画面を埋め尽くすオートフォーカスエリア。
Fマウントに比べて軽量化した上に素晴らしい画質を誇るZマウントのSラインレンズ。
Z6
私としてはこれ以上望むべくは無い、完成形への到達と考えていました。そんなこんなで、新しい機材への興味は一気に薄れていました。
昔は、旅の度に、
「次はアフリカでサファリだから望遠ほしいな~」
「アフリカ・ルワンダ&ウガンダ2週間の旅は、耐久性と高感度性能を考えてD3Sを選ぼう」
「1か月の東南アジア。D610で軽快に歩もう」
「ヨーロッパ1か月の旅は、Dfで情緒的に楽しもう」
などなど機材の選択が楽しみの一つだったのですが。
それが…久しぶりに旅するということで、久々にその楽しみが復活しました。
ここ一週間は機材を時間を忘れて機材を見ていました。
カメラメーカー各社さん、コロナの苦しい時に素晴らしいモデルをたくさん出しておいでだったと知り、
胸が熱くなりました。
Z6で終わりって思ってましたが、物欲は一気に刺激されました。
特に気になったのが以下二つ。
Z8、名前は知っていましたが、素晴らしいモデルですね。店頭で触って度肝を抜かされました。
SONYのα7c2、最軽量フルサイズに、SONYが力を入れている軽量な明るい広角レンズ。
日帰りのスピードハイクから、1泊での北アルプス奥地への弾丸往復などといった、最近はまっている山スタイルに合いそうです。
ということで久々にカメラブログとか観てますし、YouTubeもたくさん見回りました。
素晴らしい紹介動画がたくさんありますね。皆さん凄い。
そして私がかつてたくさん機材をレビューした、価格コムもまた遊びに行ってます。
やばい。カメラ、やっぱり楽しいですね。
続く。