私の10年のカメラ所有遍歴 | Art of the World - カメラを持って、旅に出よう

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10年以上定期的に世界を旅しています。それらの旅の記録を写真と共に残しています。2024年3月現在渡航国と地域は65。

ということで、海外旅に向けて機材を整理しています。

2024年3月時点の所有機材は以下の通りです。

 

■ デジタル一眼レフ

[ボディ]

 Df

 

[ズームレンズ + テレコンバーター]

 AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR

 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II 

 AF-S TELECONVERTER TC-14E III 

 AF-S TELECONVERTER TC-20E III new!!
 

[単焦点レンズ]

 Ai AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D

 AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

 AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G ED 

 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

 

■ ミラーレス

 Z6

 NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

 NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

 NIKKOR Z 26mm f/2.8 new!!

 FTZⅡ

 

■ Compact

 Xperia Pro-I

 

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現在のシステムと、今後の展開

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旅のメインはZ6と広角&標準ズーム。

昨日26mm単焦点を発注しました。日常使いのメインになりそうです。

必要に応じて、FTZを使って、

Fマウントの24&58単焦点、マクロ、望遠レンズをZ6で使っています。

 

ということで、未だにFマウントの機材を大量に残しています。

 

14-30 f4 と 24-70 f2.8

で体感したしたZマウントの画質。

素晴らしいものがあり、

順次入れ替えていきたいと思う気持ちはあります。

 

ただ正直、Fマウントのレンズを下取りに出して、

同焦点のZマウントレンズを購入したとして、

その差額の「コスパ」には疑問符がつきます。

 

特に、私が現在一番使用する頻度の低い望遠については、

中古市場に良品が溢れかえっています。

当時は手が出なかった80-400 VR Nクリモデル(2013年発売)が10万とか…

Zの100-400(2022年発売)だと新品で30万円くらいします。

サンヨン(2015年発売・775gという軽量望遠単焦点)も10万位で見ました。

当時22万くらいだったと思います。

 

常に最新のレンズを買い替える、撮り鉄さんや、鳥撮影の方々が、

状態の良いものを中古に出されたのではないかと想像しています。

 

しかし、それらの"古い" レンズの画質は、既に素晴らしいレベルに達しています。

 

私が70-200 VR2(2009年発売)を購入したのが2012年ですが、

当時から「Nikonのズームレンズで最高画質」と、ニコンカレッジの先生が

仰っているくらいでした。

高画素で話題になったD800(3600万画素・2012年発売)の解像度を引き出すレンズとして、

発売時のNikonの作例でも素晴らしい画質を見せていました。

 

勿論最新のZレンズはその上を行きますが、私はこれで十分です。

オートフォーカスも爆速です。

 

他には、Zマウントに入れ替えをしようとすると、

私は1.4倍テレコンも所有していますが、これも入れ替えになりますね。

そういうのもありますので猶の事、Zマウントへの入れ替えにはかなりの出費が発生します。

ということで、望遠はこの潤沢な中古市場と、現行品を活用していく方向です。

マップカメラのクリアランスセールで2倍テレコンも追加してしまいました笑。

39980円で新品を買えてしまいました。

 

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次の旅

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コロナ渦になって以来ご無沙汰していた海外。

 

最後となったのは、2020年2月~3月に行った、2週間のカナダ出張。

帰国時に、成田空港でマスクをしているお客さんをたくさん見て、

出発前と明らかに事態が深刻な方向に進んだと感じたのを。

言い知れぬ不安感を覚えたのを。

今でもよく覚えています。

 

そしてその1月後に、緊急事態宣言が発令されました。

2010年から10年間で、65の国と地域を巡った私の旅は、途切れてしまいました。

 

ちょうど4年が経ちました。

この間、ずっと、自分と向き合う時間を過ごしていました。

夏は北アルプス。冬はスキー。春と秋にフルマラソン。

ひとり旅とはほぼほぼ無縁の暮らしをしていましたが、

今年2024年夏、10日ほどお休みを取れる見込みが出てきたのです。

 

気が付いたら、半年後の旅に備えて、機材の整理を始めていました。

 

■ 最後のメインシステム

 

2012年にカメラを始めた私は、D700(2008年発売)を中心としたFマウントシステムを徐々に構築しました。

D800が2012年に発売され、D700が一気に中古市場に流入。

状態の良い中古品を、13万円で購入したのでした。

 

2013年 タンザニア旅

kokaku_01

D700 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

 

2014年 マルタ旅

kokaku_02

D700 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

 

2013年 長野 大天井登山

24mm_F1.4_003

D700 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

 

2014年に発売されたDf。

発売直後に移行。

D700は使用頻度が大きく下がり、売却しました。

 

2016年 チェコ旅

Df + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

 

Df + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

 

2015年に中古でD800を追加。

 

16-35 (4)

D800 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

 

 

 

2015年~2016年の英国大学院留学には、D3S(2009年発売)を追加。

D800は日本に置いていった。

英国に居る間に、北極でオーロラ撮影、そしてアフリカでのフィールドワークをこなした。

 

オーロラ 24 f1.4

D3S + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

 

130915_01

D3S + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR

 

2016年の帰国後は、D3Sを売却。

就職までの2か月の期間、中古で購入したD610(2013年)を持って、東南アジアを一周。

 

D610 + AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

 

D610 + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

 

D610は売却。差額2000円。

ずっと防湿庫に眠らせていたD800をメインに、ラダック、そしてアフリカ・レソトを旅しました。

そして、2019年にZシステムを導入。

Z6

NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

 

の軽量な組み合わせで、バリ島、そして中央アジアをめぐりました。

 

2019年 バリ旅

Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

 

 

 

2019年 中央アジア旅

Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

 

 

 

以後、4年の間、カメラに全くと言っていいほどアンテナの立っていない暮らしをしていました。

 

…だけど、カメラメーカー各社さん、素晴らしいモデルをたくさん出しておられたんですね。

 

旅先は、アフリカのナミビアを考えています。

ナミビアだったら、こんな撮影になるだろうな…と想像しながら、

機材の最適化を図っています。

 

4年の間、電子防湿庫で眠っていた機材たちのうち、

D4S、DSC-RX100m2、D-LUX Typ 109、

20mm f/1.8S、Z 24-50mm f4-6.3
を売却。

 

Z 26mm 、F 2倍テレコンを追加しつつ、Z8を購入するタイミングをうかがっています。

 

山用にSonyのα7c2も気になっていますが、購入タイミングは、噂の16-25mm f/2.8次第かな。