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撃ち殺された白い「ドラゴン」
2014年6月26日、撃ち殺された白い怪物の画像がインターネット上で公開された。これが、伝説の幻獣ドラゴンにそっくりだったため、当地で大きな話題となっている。
事件が起きたのは、東南アジアのマレー半島南部とボルネオ島北部を領域とするマレーシア。シンガポールと海を隔てて隣接する西マレーシアで果樹園を営むオーナー（匿名）の自宅である。
6月のある夜、自宅２階の寝室で休んでいた彼は、飼っているウサギ小屋から聞こえてくる騒がしい音で目を覚ました。よく聞いてみると、ウサギたちが悲鳴のような鳴き声をあげていて、さらに虎のような何か大きな動物が動きまわっているような気配する。
恐る恐る階下にあるウサギ小屋を覗き込むと、そこには二本の角と長い口髭を垂らした頭部を持ち、巨大なウナギのように長い胴をした白い怪物がいた！ よく見ると、ウサギを丸のみしようとしている。これを見た彼は、とっさに自衛用の自動小銃を構えると、迷わず引き金をひいた。たて続けに８発撃ち込んだところで、怪物は床に落ち、絶命してしまった。しばらくは動転していたオーナーだったが、冷静になって撃ち殺した怪物を見てみると、それはまさに伝説のドラゴンそのものだったのだ。
実は、最近になって、スペインや中国でも、この伝説獣のものと考えられる死体や骨格が漂着している。さらに、空を飛ぶ姿も捉えられていることから、伝説のドラゴン＝龍の実在の可能性はにわかに高まっている。
写真を見る限り、その姿形は、伝承されるイメージそのものである。やはり、この死体はドラゴンなのだろうか……。だが、少なくともこの写真だけでは、フェイクである可能性も否定できないのもが事実だ。その正体が“何者”なのか？ 生物学者ら専門家による検証が待ち遠しい。
なお、噂を聞きつけた報道記者たちに対し、彼は次のように語っている。
「あの白い怪物が、本当にドラゴンだとは思えないが……。だが、中国の言い伝えによれば、ドラゴンが家の中に入ると、『幸運』をもたらすそうじゃないか。それにドラゴンの角は、何百万ドルという値段で売買されるとも聞いている」
だが、オーナー曰く、件の怪物のどの部位も売るつもりはないそうだ。死体を丁重に保存し、広く一般に公開する予定だという。だとすれば、われわれが実際に目にできるチャンスもあるかもしれない。
6月のある夜、自宅２階の寝室で休んでいた彼は、飼っているウサギ小屋から聞こえてくる騒がしい音で目を覚ました。よく聞いてみると、ウサギたちが悲鳴のような鳴き声をあげていて、さらに虎のような何か大きな動物が動きまわっているような気配する。
恐る恐る階下にあるウサギ小屋を覗き込むと、そこには二本の角と長い口髭を垂らした頭部を持ち、巨大なウナギのように長い胴をした白い怪物がいた！ よく見ると、ウサギを丸のみしようとしている。これを見た彼は、とっさに自衛用の自動小銃を構えると、迷わず引き金をひいた。たて続けに８発撃ち込んだところで、怪物は床に落ち、絶命してしまった。しばらくは動転していたオーナーだったが、冷静になって撃ち殺した怪物を見てみると、それはまさに伝説のドラゴンそのものだったのだ。
写真を見る限り、その姿形は、伝承されるイメージそのものである。やはり、この死体はドラゴンなのだろうか……。だが、少なくともこの写真だけでは、フェイクである可能性も否定できないのもが事実だ。その正体が“何者”なのか？ 生物学者ら専門家による検証が待ち遠しい。
「あの白い怪物が、本当にドラゴンだとは思えないが……。だが、中国の言い伝えによれば、ドラゴンが家の中に入ると、『幸運』をもたらすそうじゃないか。それにドラゴンの角は、何百万ドルという値段で売買されるとも聞いている」
だが、オーナー曰く、件の怪物のどの部位も売るつもりはないそうだ。死体を丁重に保存し、広く一般に公開する予定だという。だとすれば、われわれが実際に目にできるチャンスもあるかもしれない。
▲床ににじみでた赤い血が生々しい。頭部のディテールや長い胴、四肢のバランスは日本でもおなじみの龍に違うが、その体は羽毛のようなもので包まれているようだ。
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