映画三昧 #2439 ⭐️☆ ザ・プレデター(18) | juntana325 趣味三昧

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正統続編というと期待半分。続編というのは、作られれば作られるほど、駄作が並ぶケースが珍しくない。この作品も、御多分にもれず、前作までを凌ぐような出来ではない。一方で、単に前作を継承したのでは、全く面白くないから、新しい展開が開けた点では評価できる。




この作品は、前作までのプレデターのようなエイリアンとの緊迫する対峙、対決というのはない。むしろ、主人公マッケナを始めとする、落ちこぼれ軍人たちが、コミカルな味を出す。それ故に、空気は、終始緩んだ空気が、流れる。




それに加えて、今までのように、強敵だが、倒せない相手ではなかった存在のプレデターが、この作品では、スーパー・プレデターとなって現れ、逃げる以外の対抗手段はない、お手上げ状態に陥いる。ただ逃げ惑う一方的な展開を、映画プレデターには求めていない気もする。あのグリーンの血液も、戦闘方法も見慣れたせいか、アクションにもインパクトがない




ラストも、パッとしない。今度プレデターが来た時には、対抗手段があるという単純な意味なのか、それとも続編があるぞというプロローグ的な意味合いなのか。いずれにしても、この次、続きを製作して、この作品の続きだったら、今度こそ観に行くことはないだろう。



解説

1987年の1作目公開以来、世界中に多くのファンを生み出した「プレデター」シリーズの正統続編として製作されたSFアクション。驚異的な格闘センスや戦闘能力、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせる戦闘種族プレデターと人類の戦いを描く。元特殊部隊員の傭兵クイン・マッケナは、メキシコのジャングルに墜落した宇宙船と、その船に乗っていたプレデターを目撃。プレデターの存在を隠匿しようとする政府に拘束されてしまう。クインは、墜落現場から持ち帰っていたプレデターのマスクと装置を自宅に送り届けていたが、クインの息子で天才的な頭脳をもつ少年ローリーが装置を起動させてしまう。装置から発せられるシグナルによってプレデターがローリーのもとに現れ、さらにそのプレデターを追い、遺伝子レベルでアップグレードした究極のプレデターまでもが姿を現す。




出演は「LOGAN ローガン」のボイド・ホルブルック、「X-MEN:アポカリプス」のオリビア・マン、「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイ。シリーズ1作目「プレデター」に特殊部隊員として出演した経験を持つ、「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督がメガホンをとった。