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就職活動イベントに参加してきた

昨日、リクルートの主催する、就職活動イベントに参加してきた。


様々な企業がブースを出店し、その中で各社思い思いのプレゼンテーションが繰り広げられる。

そこに学生たちがやってきて、会社の説明を聞く。

対象者は大学3年生で、この夏のインターンシップへの参加を促すのが

主な目的らしい。

驚くほどの参加者で、東京ビッグサイトが学生たちであふれていた。


就職氷河期と言われはするが、就職戦線自体はどんどん早くなるのだなぁ、と

改めて感じる。


昔:就職活動時期短&たくさん内定

今:就職活動時期長&あんまり内定でない。


学生にとってはつらい時代。


期間が長いから幅広く業界を知ることが出来るという

メリットはあるものの、そもそも内定できなかったら意味ないしね。


個人的には、学生のうちは、いろいろ小難しいこと考えずに

もっと旅行とか、バイトとか、部活とか、サークルとか、恋愛とか

そんなことで過ごせばいいのになと思ったりする。



、、さておき、


今回のイベントで感じたこと。


①うちの会社って有名なんだなー。

②このイベントでどのぐらい利益でるんだろうなー。お金の流れはどーなってるんだろ。

③ワークスアプリケーションズってマーケティング上手だなー。


①については、他企業さんが、がんばってビラを配ったり、

文化祭の勧誘みたいなことをする傍ら、何もしなくても

人がどんどん集まる。

これには驚いた。

少なくとも自分が大学3年生のこの時期に、うちの会社のことは名前すらしらなかった。



・各企業がブースを出店する費用をリクルートに払っているのだろう。

よくみると、ブースの大きさが3パターンくらいある。


・なんか、今回はケータイ電話のFELIAの機能を使って、なにやらやっている。

推論だけど、ここに来た人の何パーセントが実際に会社のインターンに

応募したのかのデータ集計にしようとしてる??

それで成果報酬的に課金の仕組みとかあるのかな?


・各企業に営業に行く際は、やっぱり高学歴の人間をこのぐらい集める能力が

リクルートにはあるから、ぜひ出店してほしいとかってやるんだろうな。



今回のイベントで特に目立っていたのがワークスアプリケーションズさん。

「日本の潜在能力たちへ」

というかっちょいいフレーズと共に、大々的に営業してる。


さらに、入場者全員に配られているリクナビ!とかいた袋よりも

一回り大きい紙のバッグをみなさんに配布してる。


当然みなさんは、リクナビの袋をワークスの袋に入れて、

ご自宅までお持ち帰り。


あーあ。


リクナビさんにとってみれば、リクナビ!って書いた袋を持って、

電車で帰っていただいて、

他のまだ余裕かましている大学生を啓発して、市場をどんどん開拓したかっただろうに、、


ワークスさんの広告になってしまいますね。。


ま、そのわりには、その袋があまりワークスコミュニケーションかどうかが

わかんない袋だったなー。


組織にはありがちな話だけど、

マーケティング部門とデザイン部門でうまく連携がとれていなかったんだろうか。


何を目的にそれを学生に配布しているのか。


コンセプトがちゃんと組織全体に浸透していたのだろうか・・。


と、書いたが、なにあの袋ーかっこいー

とかなって、口コミで広がるのかな。





と、完全なる余計なお世話なことを考えながら、

自社の魅力を一生懸命語っていた私でした。

ペタしてね

ハゲタカ

映画「ハゲタカ」


企業買収をテーマにしたマネーゲームを描いたNHKテレビドラマ「ハゲタカ」の劇場版。

海外生活を送っていた鷲津(大森南朋)の元へ、大手自動車メーカー「アカマ自動車」を、中国系巨大ファンドによる買収危機から救って欲しいと、かつての盟友・芝野(柴田恭兵)が頼みに訪れる。「アカマ」の前に突然現れたのは、“赤いハゲタカ”こと劉一華(玉山鉄二)。巨額の資金を背景に鷲津を圧倒し続ける劉。世界金融危機前夜に幕を開けた“ハゲタカVS赤いハゲタカ”の壮絶な買収戦争を描く。


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⇒ドラマが面白かったので、映画も見に行った。内容については控えるが、かなり隔世の感があった。

ドラマはライブドア事件、映画はリーマンショックに近い内容になっており、それぞれ事件から約1年後に公開されている。しかし、確実にリーマンからの1年の方が時代遅れに感じる。実際は1年未満にも関わらず。


2006年1月 ライブドア家宅捜索

2007年2月 「ハゲタカ」ドラマ開始


2008年9月 リーマン破綻

2009年6月 「ハゲタカ」映画公開


年をとったからなのかは分からないが、時代の流れは急激に早くなっており、ますます先の読めない時代だなとつくづく感じる。私の友達に同じような国有ファンド系で働いている中国人がいるが、日本の技術で先進的なものをピックアップしてくれと頼まれた。映画と同じようなことが現実世界でも起きているようだ。日本はどう生き残るのか、ドラスティックな改革が必要とされている。

エコというおしゃれ

マツダ新「アクセラ」発売、『アイドリング停止』でエコPR

http://osaka.yomiuri.co.jp/eco_news/20090612ke01.htm


マツダはプリウスのような車を作るのは大変だから、

一旦、既存の仕組みの中で、車が停車時にアイドリングストップすることで

燃費を向上させる戦略に出たとのこと。


記事を読むと、


”マツダの新技術は、既存のエンジンに簡単な変更を加えるだけでよく、販売価格を抑えやすい”



これで、他企業への競争優位性ってあるんでしょうか?

しかも、既にトヨタ・ホンダの車の一部の車には搭載の機能であることも記事には書かれている。


・・・。マツダさんがんばれ。


____ぜんぜんタイトルと本文が合ってないですけど___

BA_Mの記事のCSじゃないけど、

エコっていうとなんでもOKな感じがする世の中は不思議ですね。


おしゃれみたいなもんです。




ノルマでなくCS

なぜ資生堂は営業部員のノルマを廃止したのか

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090611-00000001-president-bus_all


資生堂では、営業改革の一環で販売員や営業担当社員のノルマを撤廃し、お客様からのアンケート結果や来店客数、再来店率などの評価指標を導入した。資生堂は事業所別の売上高予算まで撤廃したわけではない。顧客満足度(CS)を追求すれば自ずと売り上げ目標は達成できるとしているのだ。
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J.D.パワーのホテル宿泊客満足度調査では、図のように顧客満足度と再利用意向の相関関係がきれいに表れている。


⇒いつも不思議なこの言葉『CS向上』。ノルマよりいろんな基準を定性化してぼやかす、言い訳の言葉に聞こえてしまう。会議でもCS向上と言えば、それは仕方ないねみたいな雰囲気になるのだが、なぜ?本当は普段からもCS向上をドリルダウンして、お客様全体ではなくどのターゲットの満足度なのか、ただ満足度ではなくどういう満足なのかを明確にする必要があると思う。

断る力

勝間和代著


元マッキンゼーのお方。


本当に斜め読みをしてしまったけれど、

要は言われたとおりに業務を遂行する作業者にならない為に、

徹底的に不必要なタスク、必要だけど今やる必要のないタスクを

断り続けなさい。


というもの。


断る為には、そのタスクが必要かそうでないか、緊急かそうでないかを

きちんと聞き手側がジャッジする必要があり、

そのジャッジをすること自体が自分自身の能力を磨く助けになるし、

ゴール思考につながるだろうということが、いろいろな観点から書かれている。


コンサルティング会社では一般的に言われていることだと思う。


・作業者になるなよ。

・目的意識をもっと持て。

・上の人がなんと言おうと、自分が納得できるまではきちんと聞け。

云々。


なぜそれを、いま僕がやるべきなのか?

をきちんと理解して仕事をすることが大事だと。


うん。nothing newでした。



ひとつ面白いなと思ったのは、


自分自身の評価軸を自分自身で持つ人⇔自分自身の評価を他人に委ねている人

努力は報われると信じる人⇔努力を信じない人


と人間を4象限に分類した時に、


評価軸を他人に委ねていて、努力が報われると思っているひとが

いちばん鬱になりやすいんだって。


鬱病になる原因は、外的要因だけではなく、本人の気の持ちよう

だという鬱病の人には面と向かって言えないようなことだけれど、

そうだな、と思いました。



人間の成長は

環境×能力×モチベーションで構成される、

という話に発展させようかと思いましたが、

長いのでこの話はまた別の機会に。