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日本を代表する偉大な経営者
松下幸之助
経営者としてたった一代でたくさん会社増やし大きくしました。
どうして、松下幸之助はなぜ伝説ともいえる経営者なのだろうか？
何が偉大なのだろうか？
と思ったことはありませんか。
私はこの質問の答えを知りたくなりました。
松下幸之助さんは
決して体は元気な方ではありませんでした。
学歴もありません。小学校中退です。
資金はなく、裸一貫からスタートしています。
何にもないところゼロから１にし、
１を１０にし、１０を１００にする。
これを全てやってのける
人はそうそういません。
ここまでバランス良く能力を発揮できる経営者はほとんど聞いたことがありません。
優秀と言われる経営者でも
スタートアップが得意な起業家タイプや
ビジネスの成長期を支える戦略家タイプ
成長期から成熟期に手腕を振るうマネージメントタイプ
いくつかに得意な分野が分かれます。
でも松下幸之助は全てやってのけるのです。
その秘訣は「心」にあります。
松下幸之助さんは
折に触れて「心」の大切さに触れています。
著書「道をひらく」に、
松下流経営の原理原則の全てが凝縮されています。
以下、一部引用します。
『心構えとして大切なことはいろいろあるが、
一番根本になるものとして、私自身が考え、つとめているのは、素直な心ということである。』
『経営者とはこの素直な心があって初めて生きてくるのであり、素直な心を欠いた経営者は、決して長きにわたって発展していくことはできない。』
『経営というのは、天地自然の理に従い、、世間・大衆の声を聞き、社内の周知を集めて、なすべきことを行っていけば、必ず成功するものである。その意味では、必ずしも難しいことではない。』
『人間は神ではないけれども、素直な心が高まってくれば、それだけ神に近づくことができるとも考えられる。したがって、何をやっても成功するということになる。』
言葉を変えると、
素直な心をもち、人としての道を外さない、
人に対しても、物事に対しても、
常にオープンマインドで誠実であり、
誰もが望むことを熱意をもって実現しようとすれば、
成功はあとからついてくる。
そうおっしゃっているのだと思います。
『素直な心』は何回もでてきますね。
松下幸之助さんにまつわる話として、
太平洋戦争に協力したと財閥がGHQにおって解体される中で、
松下電器も財閥とみなされ会社を追放されることがありました。
そのとき会社の労働組合が一体となって、
GHQに「おやじ（松下幸之助）を返してくれ！」と何度も懇願しにいきました。
実際に、それは実現し、おやじは社長に復帰します。
財閥指定された会社の中で労働組合が動いたのは松下の会社ただひとつでした。
ここまで社員に慕われるのは、
先の松下さんの言葉のとおり、
社員に対しても『素直な心』で接していたからでしょう。
松下幸之助さんは
経営者として知られていますが、
発明家でもあり、著述家でもあります。
そして晩年には、松下政経塾を立ち上げ
政治家の教育にも力を注ぎます。
これだけいろんなことをできるのも、
人は使命に燃えればなんでもできるという
『素直な心』に従った故でしょう。
体が弱くても
学歴なくても
お金がなくても
『素直な心』を軸に、自分を動かし、人を動かし、そして社会を動かすことができるのです。
そうすれば、到底一人で叶えられぬ夢が叶うのでしょう。
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