時の糸 51 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






『行かなくていいの?』

多部ちゃんの不意の問いかけに

一瞬ドキッとした。

彼女は知っているんだろうか?

俺達の秘密を………

『え?

どこに?』

俺はわざととぼけて見せる。

『いつも、水曜日には会ってたんじゃないの?』

『え?』

やっぱり彼女は知っていたんだ。

俺達の秘密を………

俺の驚いた顔を見て

『あれ?

それって秘密だった?

私、神社の前を通って帰るから

何度か二人を見てたんだよ。

通りすがりだけどね。』

『う………………嘘。』

『やだ。

ごめんなさい。

知らないふりしてればよかったね。』

『…………………』

『大丈夫だよ。

誰にも言わないから。

それに、二人でいるのを見たってだけで

何を話してるとか

何してるとかはわかんないから。』

それを聞いてますます恥ずかしくなった。

もしかして…………

もしかして………………

もしかして……………………

俺たちがキスしてるのを見られてたとか………


ま、まさか……………。







『大野くん。

待ってるんじゃない?』

多部ちゃんがボールを磨き終わって

辺りを片付けながら「待ってると思うよ。」と言う。



『……い……………いないよ。』

居るわけがない。

俺が行かないって言ったんだ。

だから……


『…………なんで?』


『俺が……………

もう行かないって言ったから。』

『……ふ~ん…………そうなんだ。』



『どっちみち、

これから多部ちゃん送っていくから

神社の前………通るし………』



『…………じゃあ、

早く帰ろうよ。

大野くん、待ってるかもしれないよ。』




そんなわけない…………


って、思いながら


多部ちゃんの自転車を漕いで

二人乗りして帰った。