君が笑ってくれるなら 155 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。







『えー?

待って。

待って、俺………ちがうよ。

ちがう。

性転換なんてしてない。

女装女装。』

静ちゃんの話に驚いて

過剰に反応してしまった。


『え?

じょ、女装?』

静ちゃんの頭の上に"?"がいっぱいついてる。


『嫌だなあ……

驚かせないでよ。

俺ってバレないように

女装してるだけだって………

そして、同棲でもないって

同居同居。』

翔くんと同棲してるって思ってたんだね。


『……………うそ。』

『ほんと。』

『………だって……………

レストランの人が夫婦って………言ってたし……

それに………

あー………あんまり…似合ってるし………

女の人………だって………思って………

………え…………っと……

そう………だったんだ。』

色々、腑に落ちないことだらけのような静ちゃん。



『そうだよね。

こっちも驚いたっての。

まあ、こんな格好していて

真実味もないけどね。

一応………男だよ。』



『私、

てっきり性転換のために

皆の前から姿を隠してるんだって思った。』


『いやいや。

違うから…………

それに、夫婦ってのも偽装だから………』

『そうなんだ。

なんだかややこしい…………』

『そうだよね。

ごめん。

俺、父さんから身を隠してるんだ。

だから、性別も名前も変える必要があって………

混乱するよね。』


『…………そう…………なんだ。

………………でも、

ずっとこのままじゃダメでしょ。

世間に嘘つきっぱなしじゃダメでしょ。』


『………う、………………うん………』

言葉に困る。

わかってる。

このままで、いいわけないことぐらい……

でも、翔くんとの生活は

穏やかで優しくて楽しくて………

いつの間にか当たり前になっていて

終わることを考えたくなかった。



『……ちゃんと、考えないと…………』

静ちゃんの言葉が心に刺さる。

『そ、そうだね。』

これで強制終了だ。

もう、翔くんのもとには戻れない………

翔くんは………………

俺の手紙見つけてあの部屋を出ていくんだろうな………

もともと、俺が見つかるまでの契約だったから………

ありがとう………………翔くん……………



『………………ところで静ちゃん。

俺を拐ってどこに行くの?』

『あー、

大野さんを松本さんの所に連れて行こうと……』

「え?

潤くん?」

『待って、

潤くん?

なんで?

父さんの所じゃないの?』

てっきり父さんのところだって思ってた。

なんで静ちゃんが?

『………どうして?

皆に会いたくないの?』

『…いや、会いたいよ。

でも…俺……………

皆にまた迷惑かけちゃうよ。

また、戻ったら

父さんに見つかるし

何より皆に迷惑がかかる。』

『そうやってまた逃げるんですか?

それじゃあ、いつまでも前に進めませんよ。』

『迷惑かどうか本人たちに聞いたらいいじゃないですか。』

『………………………』

『私としては、デートが掛かってるんですよ。

大野さんを連れていくことで

松本さんとのデートがかかってるんです。

ここは協力してもらわないと。』

『デート?

なにそれ?』

『私がかわいそうだと思いませんか?』

『なんのことかわかんない。』

『あなたはいいですよ。

女装してるのに

本当は男なのに可愛くて女の子より

女の子していて…………

私なんてデカイし、顔がホームベースみたいだし

歯茎が出てるし

足はデカイし……………

女の子にあるまじき体格でしょ。

今までに一度も男性と付き合ったことないんだよ。

かわいそうだと思わない?

だから、協力して。

大野さんを連れていくと

松本さんとデートができるの。』

そう言って、"うふっ"とかわいこぶった。