『本当にごめんなさい。
俺が…………ちゃんと言えなくって………
皆に迷惑をかけました。
ごめんなさい。』
俺は何度も何度も頭を下げて、彼らに謝った。
潤くんにも、本当に悪い事をした。
好きって言う気持ちを利用した。
俺って本当に狡い。
しばらく黙っていた相葉ちゃんが
『………実はさ…………
俺たち………
おーちゃんの事も考えないで
自分達の感情を押し付けたよな
って、思ってたんだ。』
と、言い出して
『おーちゃんばかりが悪いんじゃないよ。
俺だって…………
ちょっといじけて、おーちゃんに辛く当たった。
ごめん。』
そう言うと、相葉ちゃんが頭を下げた。
『相葉ちゃんが謝らないで。
俺が、悪いんだから………』
と、言うと
斗真くんが
『………智………だって……
4人から告白されて困ったよな。
友達だと思っていたのに………
恋愛感情なんてないのに………
告白されて
どうやって断ろうか。
傷つけないようになんて言おう
って…………考えてくれたんだろ。』
って、俺のところに来て「ごめん。」と頭を下げた。
『…お……………俺……………
皆のこと………好き…………だよ。
でも……………それって皆の好きと違うの。
俺は皆を等しく好きで
誰か一人には決められなかった。
ごめんなさい。
でも………………
もう嫌われちゃったよね。』
と、ニノに目線を向けると
俺の顔を睨んで
『あなた。
「可愛さ余って憎さ倍増」
って知ってます?』
と、聞いてきた?
『………ばい………ぞう?』
突然ことわざ言われても……倍増だったっけ?
俺がキョトンとしてると
潤くんが
『ばか。
それを言うなら
「百倍」だろ。』
と、突っ込んだ。
『倍増でも百倍でもどっちでもいいですよ。
兎に角、私が言いたいのは…………
可愛がっていたのに
横から潤くんに持ってかれたのが
悔しいんですよ。
俺が一番近くにいたのに………
でも……………
それが嘘だったって言うんですから
怒る意味が無くなったってことですよね。』
と、ちょっと不貞腐れた顔のニノが近づいてきて
無言で俺の顔を両手で挟み
鼻の頭にチュッっとキスをした。
『ば!!
なにすんだよ。』
突然の事に、俺がニノの手を払い除けると
『お仕置きです。』
と、言って
久しぶりにニノの笑った顔を見た。