潤くんが、相葉ちゃん達と話し合おうと言って
彼らが来ることになった。
なんだか緊張する。
仕事以外で会うこともないし
ましてやこんなホテルって…………
俺の緊張をよそに潤くんが
『あー……腹減った。
智もなんも食ってないから腹減っただろ。
ちょっと買い出ししてくるわ。
あいつら来るまで時間あるだろうし
智、なに食べたい?』
確かに昼から何も食べてないけど
お腹が空いてるかどうかなんて
わかんないよ。
『……………潤くん。』
『なんだよその不安そうな顔。
大丈夫だって。』
『でも、こんなに遅い時間なのに………』
『そっち?
雅紀たち、3人でその辺で呑んでんだって。
遅いって言ったって序の口でしょ。
まあ、適当に買ってくるわ。』
と、潤くんはジャケットを羽織って出ていった。
一人残された俺。
俺の人生、振り返ってみると
自分で決断したことも
自分の意思をはっきり言ったこともなかった。
いつも、父さんの顔色を伺って
ビクビクしてた。
自分の人生…………
自分で決めなきゃね。
それから1時間もしないうちに
相葉ちゃんがニノと斗真くんを連れてやって来た。
『なんだよ。
用って』
と、俺の事を無視して潤くんに詰め寄る斗真くん。
相葉ちゃんは、チラッと俺を見たけど
直ぐに視線を反らし
ニノは部屋のすみに立っていた。
『どうせ、その辺で呑んでたんだろ。』
と、潤くんが言うと
『まあ、そうだけどさ。
こんなとこに呼び出して
何の用なの?』
と、相葉ちゃんが言う。
『まあ、聞いてほしい事があってさ…………』
そう言うと、
先程買ってきた袋から缶ビールを取り出して
相葉ちゃんに投げ
ニノに斗真くんにと渡す。
『……話って
なに?』
缶ビールを受け取って
今まで黙っていたニノが俺を見て言う。
『…………今の状態………
今のグループの状態……
よくないと思ってさ…………』(潤)
『そ………それは………』(雅紀)
相葉ちゃんが一口飲もうとした手を止めた。
『わかってる。
悪いのは、俺たちだよな。』(潤)
と、潤くんが頭を下げた。
なんで?
なんで潤くんが謝るの?
悪いのは俺でしょ………
俺が悪いのに…………
『…ち………ちがう…………
…………ごめん。
違う。
潤くんは何も悪くない。
悪いのは俺だ。
……………ご……
…ごめん………なさい。
俺が優柔不断だから…………
皆に………迷惑かけて…
ごめんなさい。』
と、俺が頭を下げ
『ごめんなさい。』
と、必死に謝った。
『ごめん。
話が見えない。』
と、言ったのはニノだった。