『はああ~…………』
なんなんだ。
俺は、どうしたらいいんだよ。
潤くんの次はニノに告白された。
俺、今モテ期なの?
それも男に?
あ~…………もうわかんないよ。
深い溜め息と共に頭を抱えた俺。
『あー。
おーちゃん悩んでる。』
と、俺の隣に座って来たのは相葉ちゃん。
『はああ~………
相葉ちゃんはいいな。
いつも元気で………
悩みが無さそうで…さ……』
『え?
なになに?
おーちゃん悩みごと?』
『いや。
……って訳じゃないけど………』
まさか、相葉ちゃんに潤くんやニノの事
話せないよ。
だから、言葉を濁して
そこに置いてあった雑誌に手を伸ばした。
『………俺だって………
元気そうにしてるけどさ。
悩みごとの一つや二つは有るんだよ。』
と、相葉ちゃん。
そりゃそうだよね。
天真爛漫な彼にだって
悩みごとぐらいあるよね。
『そっか。
相葉ちゃんも大変だね。
でも、偉いな。
悩みごとを顔に出さないもん。
俺とは大違いだ。』
と、力なく笑って見せた。
『あー………
駄目だ。』
と、相葉ちゃんが言ったと思った途端に
ギュッっと抱き締められた。
『え?
なになに?
相葉ちゃん…………?』
抱き返すことなく
俺は、両手を上げたまま
『………ど………どうしたの?』
と、聞いた。
俺の動揺が相葉ちゃんに伝わらないように
至って普通に……
至って穏便に………
『おーちゃん。
俺、おーちゃんの事が好きだ。
おーちゃんを恋人にしたい。』
『えええっ!!!』
ちょっと待って………
落ち着け俺………
5人バンドのうち3人が俺を好きって………
「好き」って、今まで言われた事がなかったのに
言われたら言われたで
3人からって告白されて
どうなってるんだよ。
『返事は…………
今すぐじゃなくていいか……』
と、言うと
相葉ちゃんが俺の体を放した。
こうなってくると
斗真と二人っきりになるのがこわいよ。