君が笑ってくれるなら 49 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






機嫌を取り戻した俺たちは当初の目的通り

そこから横浜中華街へと

お昼を食べに行くことになる。



『話でしか聞いたことがなかった。』

と、大野がおおはしゃぎで

「あっ。これも美味しそう……」

「これ食べてみたい。」

「小籠包いいよね。」

「肉まん、デカ。」

って、楽しそう。



『お姉ちゃん、可愛いからおまけしちゃうよ。』

と、大野の目の前におじさんが現れて

試食用の甘栗を掌に置いてくれた。

『これなあに?』

不思議そうな顔をして

剥き方も知らないのか、においをかいでいた。

『ふふ……………甘栗だよ。

食べてごらん。』

と、俺が剥いて口のなかに入れてやった。

『わあ~………

美味しい。』

と、大野の驚いた顔ったらありゃしない。

おじさんが

『上手いだろ。

おまけするよ。』

って、また大野の手に甘栗を乗せた。

『翔くん。買って買って。

食べたい食べたい。』

『はいはい。』





『甘栗、食べ過ぎて

ランチ食べれなくなるなよ。』


さっきから袋から出しては俺に剥かせて

口に入れるから

俺の手には甘栗の殻がいっぱい。

『あんまり食うなって。』

と、釘を刺して中華街をあっちにフラフラ

こっちにフラフラ………

『お店の人達にお土産買っていこうよ。』

って、大野が中華まんのセットを買った。

『お店のコンベクションで蒸せばいいでしょ』

って。

その頃には、手に持っていた甘栗の袋が

空になっていた。


『………どうしよう。

お腹一杯になっちゃった。』

って、言うし。


『もー…………

俺は、腹減ってるんだけど!!

だから、釘刺したのに…………』

『じゃあ……その時、言ってくれたらいいじゃん。』

『言いました。

あなたが無視したんです~。』

『う~。

でも、もう食べれないよ。』

『甘栗ごときで、

腹一杯にしちゃって………

もったいないんだぞ。

ほら見ろよ。

こんなに美味しそうなものが並んでて………

俺は、食べるぞ。

絶対に食べて帰るからな………

俺は、行く。』

と、勇んで店舗に入っていった。

まあ………

結局、なに食べていいか分からず

担々麺を食べて

大野が麻婆豆腐をたのんで

俺がほとんど食べてやったぜ。

ワイルドだろ~。




腹ごなしに山下公園まで歩いていく。

本当にデートをしてるみたい

どちらからともなく手を繋いで。

可笑しいの女装してる大野が

本当の女の子のように思えて

俺の奥さんだって思えて

心のなかで、このままずっとこの生活が続くって思ってた。


公園内に似顔絵を描いてる学生がいて

大野が「描いてもらおうよ。」って言って

描いてもらった似顔絵が

凄く似ていて

ほんとに楽しそうな大野の顔がそこにあった。



『また、来ようね。』

と、大野。

『そうだな。』

と、俺。


車を走らせながらの帰り道。

赤レンガ倉庫の前を通り

『ここは、クリスマスになると

綺麗にライトアップされて幻想的なんだよ。』

と、俺が教えると

『じゃあ、今年のクリスマスにここに来ようね。』

って大野が笑った。


俺は、どんだけ大野に甘いんだろうな………


甘栗の殻を剥いてやっては口に入れてやり

俺のパンツのポケットは甘栗の殻が入ってる状態。

『歩くのめんどくさい。』

って、俺一人で車を取りに行かせて。

車の中で、

『歩き疲れたから寝る。』

って、

今、助手席に座って寝ちゃったよ。


我が儘で、

勝手で、

………………でも……………憎めない。


俺ってば………


こいつを……………………