君が笑ってくれるなら 17 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





『翔くん。

お帰りなさーい。』

と、走って来た女の子。

『それでは

私はこれで………』

と、一礼をして戻って行った杉本さん。


女の子に手を引かれながら

部屋に入っていく俺。


訳がわからない。

俺の頭をもう一度再生してみよう。

3日前の夜中。

仕事の帰り道……

道端で寝てるみすぼらしい男を拾った。

顔は綺麗なのにホームレスだと思って

同情したのが運のつき。

こいつのせいで俺は大事などん兵衛を食われ。

寝床を奪われ………



でも、結局………

奴のお陰でなんとか生活必需品も手に入ったし、

上手いものも食べれたんだ………

…………けど………

1泊2日の仕事で家を留守にしてる間に

俺の家はもぬけの殻になっていた。

どう考えても

拾ったあいつの仕業に違いない。

指定された場所に来てみたら

奥さんがいた。

俺はどこをどうはしょったんだろう。

一気に2年後にワープしたのか?

そうか、俺は時空を飛び越えて

何年か後に転送されたんだ。

ならわかった。

そうか。

そう言うことか………


で…………

今は何年かな?

なんて思いながら玄関に入る。


『………げーっ……………』

「なにこれ?」

玄関が広い………

広すぎて………

俺、ここに住めるじゃんって………感じ……

あんなに靴がひしめき合ってた

俺の玄関とは大違い。


『なんじゃこりゃあ…………』

『ふふっ………

翔くん。こっちこっち』

と、俺の手を引く女の子。

『ちょ、ちょっと待てや。』

その子の手を振り払った。

『お前………誰?

何が目的?

なんなのいったい。』

と、俺が怒った声を出した。

女の子がシュンとした顔になって

みるみる泣きそうになるから

『あっ………えっと……………その…………

…………ほら……………えっと…』

と、言葉につまる俺。


泣きたいのは俺の方だって………


全財産奪われたんだから………




『…………ふふふ……

ははは……』

と、女の子が笑いだして

『気づかないの?

……………俺だよ。』

と、頭からウィッグを外した。



『………お…………大野!!

………てめーっ………』



俺はヘナヘナと足から力が抜けて

座り込んでしまった。


『翔くん。

大丈夫?』

と、しゃがみこんで俺を見る大野に


『……大丈……夫…じゃ…ねえー………』

と、言って睨み付けた。