君が笑ってくれるなら 16 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。




「今…………

………何て…………言った?」

杉本さんが、インターホンで話した言葉に

俺は耳を疑った。


「………奥…様…………?

………ご主……人…様…………?

………って……

……誰のこと?」


「……ちょ……………ちょっと待て………

やっぱり…………

この人………人違いしてるよ。」


『……ちょっと…………杉本さん。

杉本さんには申し訳ないですが

多分…………人違いしてると………思いますよ。』

と、焦って声をかけた。

「中から人が出てくる前に逃げなきゃ………」

と、思っている俺に

『はい?』

と、不思議そうに俺を見ている杉本さん。


『俺、多分ここの住人じゃないと思います。』

「そうだよ。

奥様って………

俺は独身だっての。

この、杉本さんもそそっかしい人だな……

こんな大事なこと間違えるなんて……」

そう思いながら俺はエレベーターの方に向かう。

「だいたい、なんで俺がこんなタワーマンションに住めるんだよ。」

「大野の奴。

何してくれちゃってるんだよ。」

フっと手を見ると

お弁当が二つ。

あいつも腹空かせてると思ったから

わざわざ弁当を二つ貰ってきたのに………

なんだか………

俺って……

惨めで………

情けない………

所持金はアイツから貰った5万円と小銭がちょっと。

家も無ければ

家財道具もない。

仕事もなければ

頼れる相手もいないときてる。

相方に頼るのだけは嫌だし………

今晩は…………

公園で………

近くの公園に行こう。

あー………

せめて寝袋があればいいのに……

俺のなで肩の肩がより一層落ちてる。


『…………櫻井さん?

どうされました?』

『いえ。

もう帰りますから…………

そっと………………しておいて………

……………え?

…………櫻……井……?』

驚いて振り向いた。

そう言えば、この人

俺を"櫻井翔さま"と呼んだ。

杉本さんはポケットからあるものを出して

確認してから

『櫻井翔さま………ですよね。』

と、言って

5×5㎝の小さい写真を俺に見せた。

それは、俺がバイトの面接に持っていく

履歴書に貼るつもりで撮った証明写真。



『……な………なんでこれを?』

『奥様が………』

『………おく……さま………って………だれ?』

「教えてくれ。奥様ってだれ?」

と、杉本さんの肩を掴んだ。

『私に聞かれましても………』

と、言う後ろでドアが開いて




『あっ。

翔くん。

お帰りなさーい。』

と、レースのワンピースを着た女の子が

走り寄ってきた。


「…だ………誰だ?」

この女の子は……………

いったい…………誰だ?

俺、知らない………



可愛い女の子が俺の腕に絡み付いてきて

おっぱいが腕に当って

ちょっと嬉しい。


可愛らしい女の子だけども

俺のタイプではあるけども



…………大野はどこに行ったんだ。



事の説明をしてもらおうじゃないか。