※たくさんのコメント、メッセージ、「いいね。」をありがとうございます。
一人一人に返信出来ず
申し訳ありません。
この場を借りて感謝申しあげます。
さて、お話の方は楽しんで頂けてますか?
ちょっと想像するとおもしろいでしょ。
智くんは何者なんでしょうね。
段々、明らかになっていきますから
お楽しみに。
.:*:・'°☆
「どうなってるんだよ。」
杉本と言うコンシェルジュの男性が
俺を部屋へと誘導する。
網膜認証でしか入れないタワーマンションって………
なんなんだよ。
俺は高所恐怖症なのに
こんなスケスケのエレベーター……
これから毎日乗るの?
嘘だろ~
ってか、こんなマンションに俺が住める分けないだろ。
家賃幾らなんだよ。
俺、払えないぞ。
払える分けないじゃないか……
俺の貯金通帳の残高568円だったはず。
どう考えても0の数が足りないだろ……
毎日、金がなくて
ひもじい生活を送っている俺が
こんなとこに住める訳がない。
………って、待て。
俺の貯金通帳…………
俺のギャラが入るはずの通帳…………。
………しまった。
それも、奴の手の内にあるってことだ。
兎に角、あいつに会わなければ……
ことの次第によっては殴ってやる。
殴ってやらないと俺の気がすまない。
そして、俺はもとのアパートに帰ろう。
もう、道具なんてどうでもいい。
TVも冷蔵庫も洗濯機もくれてやる。
もともと、先輩のお古だ。
通帳と判子を返してもらったら
俺はもうあいつと、おさらばだ。
5万円だって………
これは………
迷惑料として貰っておいても…………
"ぽーん"
と、エレベーターの停止音。
17階でそれは止まった。
"ピンポーン"
『奥様。
ご主人様をお連れ致しました。』