君が笑ってくれるなら 14 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





「ちょ………ちょっと待て…………

…………………うそだろー…………」



俺は見上げて怯えてた。



"ここ"って書いてある場所に

「行ってやろうじゃないか。」

と、怒りモードで突撃。



した……ものの……………

目の前にそびえ立つタワーマンション。

「……………」



"ここ"って印された場所には

デカイマンションが立っていた。



「あんまりにも単純な地図だから

俺、間違えたのかな…………」

と、もう一度………………


「自宅アパートを出てから右に………

真っ直ぐ…………」

地図を片手に、もう一方には弁当二つを持ち

口に出しながら歩く。

「んで、高橋大二郎商店があって

そこを左……………

セブンのコンビニ…………

の向かい。」

歩くこと15分。

声に出し、1歩1歩確実に歩んできた道。

間違いようがない。

さあ………振り向くぞ………

覚悟はいいか?

俺は、深呼吸をして振り向いた。


『…………や、………

………やっぱり…』

どうやっても、ここなんだ。

見上げる首が痛い………





紙には、なん号室かまでは書いてない………


デッカイマンションの前で

入りかたすらわからない俺。


ウロウロ……………

うろうろ…………

マンションの前を何度も行ったり来たり……

弁当持ってうろつく俺は

その内、不審者として通報されるんじゃないか?

って、思っていたら

マンションから黒のスーツ姿の男性が出てきた。

マンションの脇に身を潜め

俯いて顔を見られないように避けてた俺に。



『すみませんが…………』

と、黒スーツの男が声をかけてきた。


「俺を不審者と思って声をかけてるんだ。」

『は、はい。

俺ですか?

べつに怪しい者ではありませんけど………』

と、なるったけ不審がられないように

にこやかに笑って振り向いた。


「自分から"怪しい者ではない"って

普通言わないだろ……

尚更、不審者じゃねーか。」

と、下を向いたら。

黒スーツの男が

『本日、入居された櫻井翔さまでらっしゃいますか?』

と、尋ねてきた。

「櫻井……翔………さま……?」

……様………呼ばわりされたことがなくて

一瞬、誰の事を言ってるのか分からなかった。

でも次の瞬間。

『………にゅ、…………入………居~』

「誰が?

どこに?」

と、目が点…………


『はい。

お話は伺っております。

仕事で後程来られると。』


『あれ?

あれれ?

俺、ここに引っ越して来たの?

………どう…………やって?』


『兎に角、

お部屋にご案内致します。

私、このマンションのコンシェルジュ。

杉本と申します。

何なりとお申し付けください。』

と、エントランスに俺を招いた。


「コ……コン……シェル…ジュ…………?」

「マンションにコンシェルジュって……

…なに?」

恐る恐る、杉本と言う男性の後ろを着いていく。

エントランスには、大きなシャンデリア……

高級ホテルのロビーのような佇まい。

受付まである。

『では、

こちらにお顔を』

と言われ

言われるままに顔を向けた。

『ただ今、登録致しますので……』

と、何かを操作して

『はい。これで自動ドアは開閉いたします。

このマンションは網膜認証となっておりますので

出入りの際、こちらに顔を向けてください。』

と、にこりと笑う。


俺は笑えねえ…………

笑えるわけがねえ…………

「はあああ~

網膜………認証…………

初めて聞いた。

ってか本当にここが俺の家なのか?

この人、人間違いしてないか?


それとも俺はヤバイ世界に連れて行かれるのか?」

恐怖で、俺の足がわなないた。