哀しみは雪のように 265 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。

潤が

『今度、ちゃんと俺たちに智をあわせろよ。』

と言うと、しぶしぶ帰っていった。

本当は、会いたかったんだろうに

ごめんよ。

「あいつらには、俺から伝えておくよ。」

と言って、潤は手を振って帰っていった。


俺は智に会いたくて……

今まで健太っだって思ていたけど

それが智だってわかって

智に会いたくて………

会いたくて……

急いでアパートに向かった。

智が待ってる。

智が待ってる…………

って思うだけで嬉しかった。



智を………

思いっきり抱き締めてやりたい………






『ただいま。』

と、言ってドアを開けると

電気は着いてるのに、静まりかえていて

『あれ?』

「おかえり。

遅かったじゃん。」

って、迎えに出てくれるものと思っていたから

期待が外れて残念。

部屋に入っていくと

ソファーに踞ってかわいい寝息をたてて

寝ている智がいた。

その姿を見て

堪らなく愛しさが込み上げ

『あー………

智………………

智……

俺が…………

わかるか?』

と、寝ている智の頬に触れ

『智…………

智…………』

と、ゆっくり抱き締めて囁いた。



智のにおいがする…………

このにおい………

やっぱり智だったんだね。

智は、いつも俺のそばにいたんだ。

記憶を失っても俺たちは

互いに引かれ合うんだね。

俺の目から涙が溢れてきた。



『……うんん~。』

と、智が体を捩って目をさます。

咄嗟に自分の腕で涙を拭い

智から顔を背けた。

『あっ………おかえり翔くん…………

おいら寝ちゃってたね。

ごめん。』

と、智が目を擦りながら体を起こす。

『ごめん。

遅くなって………』

と、立ち上がって俺は智に背を向けた。

俺が泣いてたことを知られたくなかったんだ。


『翔くん?』

不思議そうに俺を呼んで

『……ねえ…………翔くん。

お腹すいてない?

おいら焼そば作ったの。

食べる?』

と、智が聞いてきた。

『え?』

俺が振り向くと

智が笑って頷いた。

『………本当に?

…………………食べる。』

と、答えると

「ちょっと冷めちゃったけどね。」といいながらキッチンに向かい。


『おいら、仕事で調理パン作ってるの。

中に焼そば入れるから

焼そば作るの上手くなったんだよ。

食べて。』

と、持ってきた焼そばは

ちゃんと青のりと紅生姜も添えてあった。