哀しみは雪のように 130 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。




最近、東京から転院してきた男の子。

名前は"大野智"くん。

18歳。

14歳の夏、当時大学生の男性に拉致監禁され

3年後に救出。

発見時、極度の衰弱と脱水症状のため

命を落とす危険もあったがその後回復。



意識を取り戻すも

精神混濁。

発狂乱に陥ることしばし。

犯人に対する依存度が高め。

常は、静寂とし生に対する意欲弱。




これらが医師の診断。



3年の間、性的暴力を受け。

監禁され、いつ殺されるかわからない状態。

犯人が、支給する食物が生きる糧。

恐怖と孤独と不安と絶望。

それが、彼を支配している。




初めて会ったとき

俺の顔も言葉も彼には届かなかった。


お母さんが、「智は、死ぬ事しか考えてない」と、泣いた。

それでも、極力明るく振る舞うお母さん。


死んでると思った息子が生きていた。

「どんな事があっても息子を守ってやる。」

そう言って涙を拭う。



智くんに、"捌け口ノート"を手渡して

「なんでもいい。

自分の感じたこと、苦しい胸のうち

誰も見ないから吐き出してごらん。

少しは楽になるから。」

と、言った。



それからすぐのこと

職員が智くんを暴行した。





智くんの心が壊れるのも当たり前だ。


自分を蔑み。


生きる事を拒み。


それでも、どこかで救いを求めてる。



彼に希望を…………




彼に生きる希望が必要だ…………






その頃、お母さんから智くんの友人の話を聞いて

一度会わせてみてはどうかと提案したのだ。