哀しみは雪のように 66 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。








俺の右目からツーっと涙が溢れ落ちた。


俺が幸せそうに微笑んでる姿に


なぜだか胸が締め付けられる。


これって…………


いつもの夢?



それとも残像?




虚像?





今にも消えてしまいそうな二人を



ただただ、見ていた。






『おーーい。櫻井?』


俺の目の前で、手がヒラヒラと踊ってる。


『どうした?

やっぱり体調悪いんじゃね?

大丈夫か?』

と、横山が心配そうな顔を覗かせた。



『あ!

ああ。

ごめん。大丈夫だから………』


と笑って見せた。


夜空には、幾つもの花火がうち上がり


「たまや~」って安田達がはしゃいでる。

『なんかさ。

村上が、女の子達ゲットしたみたいでさ。

これからカラオケに行こうってなったんだけど

どうする?』


あーそうか…………

安田のはしゃぎっぷりは女の子のせいか。

と、納得しながら

カラオケって、展開に呆れた。

女の子達が

『去年の事件から、

どこに、誰と行くか

SNSに載せることにしてるから

写真撮ってるんだけどいい?』

と、聞かれて

『いいよ。

俺達、健全な高校生だからね。

あんな事件起こすような変態じゃありませ~ん。』

って、笑ってた。


去年の事件…………

あー………駅で配ってたビラのことか。

そう言えば、去年の花火大会の日だって言ってたな。



『なっ。櫻井も行くよな。』

って、

『行かなきゃお前ら帰れないだろうが。』

『サンキュー』

しかたがない…………。

と、立ち上がって砂を払った。





「おいら、もっと花火見たかったなあ……」

その声に振り向くと男の子が立っていた。


「………来年なんて、おいらには

来なかったじゃないか。」

そう言って走って消えていった。







「あ……………

さ………とし…………くん……………

智……………君だ。」






『あっあっ。

あっ………………あー………………』


俺は悲鳴を上げた。