哀しみは雪のように 65 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。








「おいら、花火みたかったなあ。」

聞き覚えのある、その声に俺は後ろを振り向いた。



なのに後ろには沢山の人がいて

声の主は見当たらない。


確かに


この耳に聞こえてきた


懐かしい声は………………


誰だ?




ドドーン。

ヒュードドーン。

バラバラバラ。

地面を揺らし、音をたたて花火が弾けた。



『すげー綺麗だな。』

安田が感動の声をあげ。

『なあ、今の土星みたいだったな。』

『間近で見ると迫力あるな。

デカいし。』

『やっぱ、来てよかったな。』

『すげー……なあ……』

と、安田達の興奮する声が聞こえる。

その声に被さるように

また、聞き覚えのある声が

「翔君。花火きれいだね。

…………見て見て。

あれってば土星みたい。」

俺の手に温もりが伝わる。


雑踏の中…

…俺の前を………歩いて行く俺が………見えた。

誰かの手を握り引っ張って行く。

引っ張られている人は俺に身を任せて

口を開けて空ばかり見ている。




大きな花火がうち上がり

その振動と音の大きさに夜空を見上げたら

大輪の花が咲いてた。



「やっぱり綺麗だな。」

また、先程の俺に目線を落とすと

そこにはもう二人の姿はなかった。





屋台でそれぞれ、たこ焼き買ったり

お好み焼き買ったり、

串焼き買ったり、

ホットドッグ買ったりして

神社の脇の人通りが少ない場所で

半分しか見えない花火を見ながら食べた。


『一口っ』

と言って、安田が村上のたこ焼きを取って口に入れ

安田が自分のホットドッグを村上にかじらせてた。


その、奥に

また、俺が現れた。



「…………の口にソースがついてるよ。」

と、俺が彼の唇についたソースをペロリと舐めた。