人生は其なりに厄介だ。165 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






『いいのそれで?』

静かに俺達の話を聞いていた母さんが俺に尋ねた。


『それで………

辞めてどうするの?

智君のヒモにでもなるの?』

母さんの冷たい言葉に俺は面食らった。

『ヒモ…………って………

ちゃんと、仕事見付けるよ。

…………元々、俺が教師になったのも不純な動機だし

未練もないしさ。

大体、モラルから逸脱した俺が

生徒を教えるなんて出来ないだろ。』

と、箸を持って里芋の煮ころがしを口に入れた。



『お兄ちゃんは、自信がないの?

奇妙なものでも見るような目で

見られるのが嫌なの?

智さんの事で逃げて

また、バレると逃げるの?』


『……………そうゆうつもりじゃないよ。』

智が、俺と母さんを交互に見て不安そうにしてる

母さんは俺から目線を外す事なく

『お兄ちゃんは、

覚悟したんでしょ。

智くんもそうよ。

一生一緒にいようって誓ったんでしょ。

私の前で、違った?』


『『……………』』


『なら、堂々としてなさいよ。

周りにバレそうになるたびに

逃げていたら

幸せになんてなれないわよ。』

『……………』

『なんでもそうよ。

人は、人と違う事をしようとすると弾くのよ。

好奇な目で見るのよ。

でも、あなたたちがどう生きてるかで

周りは変わっていくのよ。

あなたたちが、隠して逃げてるなら

それは疚しい事をしてるからって写って

ヒソヒソとあなたたちを中傷するの。

反対に、堂々と隠さずにいたら

あなたたちの行動を見てなにも言えなくなるし

そこで本当の友だけが残るのよ。』

と、強い口調で捲し立てた。

『………母さん…………』

『………お母さん………』



『私はね。

あなたたちを全力で守るって決めたのよ。

なのに、自分達は逃げるっ事ばかり考えて………

情けないんだから………』



…………確かに…………そうなんだよ。


俺達は、一生一緒に生きて行くって………

誓ったんだ。

逃げてちゃダメだ。


『智、逃げるのはよそう。』

『…………』

『母さんの言うとおりだよ。

ちゃんと法律で裁いてもらお。

俺も、学校は自分からは辞めない。

俺達の幸せは世間じゃなく

俺達が実証するんだ。』


『………うん。』

その頃には智の目に、大粒の涙が光っていた。