紅い涙 16 (愛憎) | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。




『智さん。

ねえ、智さんてば…………』

…………またかよ。




おいらは正直ウンザリしていた。



『遼くん。いい加減にしないと

俺も怒るよ。』

『なんで?

なんで智さんが怒るの?』



はあ~あ………溜め息が出るよ。


『…………いい。

おいらは君よりも10個も上なんだよ。

名前で呼ぶな。

大野さんと言え。

それに、ここんとこ毎日じゃないか

学校行ってんのかよ。

もう、来んな。』

少しきつめに答えた。





櫻井遼という大学生に

酔っぱらいに絡まれてるところを助けられてから

2ヶ月、最初は感謝の気持ちもあり

一緒に食事をしたりもしたけど

それっきりのつもりだった。



なのに10日に一回が一週間に一回になり。

今じゃ3日と空けずにやって来ては

『智さん。智さん』と呼び止める。



ニノや潤君に「惚れられたんじゃね」と、

言われたけど「まさか」と否定してた。

けどマジだったようで

先日、告白されてしまった。

『ごめん。

俺は、付き合えない。』


と、ちゃんと断った筈なのに

『俺をもっと知ったら好きになるはずだから』

と、譲らない。



もともと同性に興味もないし、趣味もない。

だからきっぱりと断っているのに

外に出ると後ろから

『智さん、智さん』と呼ばれ

ちょっとした恐怖を覚えるようになった。



俺は殆ど外に出ないようになり

おいらが免許を持ってないから

潤君か、ニノの車で通勤して事務所から出ない。

唯一おいらの携帯番号は知らないからまだ助かる。





『ほら………まだあそこにいるよ。』

と、ニノが事務所の窓から外を覗いて

おいらに教えてくれる。

このままじゃ、おいらに自由がない。

どうしたらいい?