俺とニノで昼飯を食べようと事務所を出た。
俺とニノは子供の頃からの付き合いで仲がいい。
兎に角、気転が効くし、口がたつ。
俺とは大違い。
俺はニノを信頼してるし
ニノはニノで俺の事を大事にしてくれてるのがわかる。
『なに食べる?』
『智。
最近、熱中していて飯忘れてるだろ。
今日はちゃんとしたもん食え』
『えー。ラーメンがいいなー』
『だめ。ラーメンばっかで栄養が偏る。』
『えー。ニノのケチ』
『ケチじゃないでしょ』
二人でふざけながら道を歩いていた。
不意に後ろから
『智さん、智さん』
と、声をかけられた。
振り向くと
『え?……………あー遼くん。
こんにちは。
あー………ねえ。遼くんも一緒に行かないランチ』
『あー嬉しいです。』
食事をしながらニノが俺に囁いた。
『智。あいつ絶対お前に惚れてるぞ』
『なわけあるかい。
遼くんなら可愛い女の子すぐにゲットしちゃうよ。』
『智は色恋ごとに疎すぎるからな。
そのうち痛い目に遭うぞ。
俺は知らなーい。』
と、ニノが顔を背けた。