大宮物語 Sakura 72 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。







『なにやってんだよ。』



ヘッドライトの向こうから誰かが叫ぶ。

眩しくて見えないけど



「俺が邪魔ってことか…………」


車道に倒れ込んでいたら

そりゃあ邪魔だよね。



ゆっくり立ち上がろうとするのに

足が震えて立つことが出来ない………

寒さで歯の根すら合わない状態………

ガタガタと全身が震えだして動けない………

一瞬、気を失いかけた時に

俺は感覚のない腕を捕まれた。


ぼやーとした目で掴んだ手の先を見ると




『ばか……………

ばか智!!

いつもいつも心配かけやがって………』



……と………翔くんだった………


翔くんの幻………?

力ない手で腕を払い除けて


『…おれ……ほ、…ほっと…………け…………よ…………』

と、自力で立ち上がろうとして意識が遠退いた。


でも、薄れ行く意識のなかで

ずぶ濡れの俺を抱き締めてくれたのだけは覚えてる。








目が覚めたら、見覚えのあるベットの上だった。

びしょ濡れだった俺の体はパジャマを着ていて

毛布にくるまれていた。

ここは……………




翔くんの家だ。


どうして俺はここにいるんだろう………

肝心の翔くんもいない…………




天井がぐるぐる回ってる………

頭が痛い………

頭が……………

その時の俺は熱を出していたんだと思う。