大宮物語 忘れられない 34 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






『………和也……』

『な、なんだよ。』

俺は涙を隠して強がってみせた。

少しの間があって

『……………ごめんね。』

と、智が俺に謝っている。

「あー……そうか。

別れの電話か…………」と俺は携帯を握りしめた。

『ずっと連絡………待ってただろ。ごめんな。』

『…………』

優しい声。

久しぶりの声に返事も出来ずに頷いた。

『俺の携帯………。京都に着いて直ぐに演出家の先生に没収されたんだ。』




『えー!』

話はこうだ。

京都に着いて稽古場に行くと演出家の先生が、稽古に集中させるために携帯を没収。

朝から夜までびっちり稽古
帰るといつの間にか寝ていての毎日

やっと余裕が出てきたのに携帯がない

携帯がないので俺の番号もわからない。

唯一思い出したのが俺んちの家電。

俺の家に電話をしても俺が繋がらない。

親に俺の携帯番号を聞いて公衆電話から電話をするも俺がでない。

と言う事だった。

実際、携帯の履歴には何度か公衆の文字があった、けどそれが智とは思いもしなかった。


『……稽古…………大変そうだね。』

やっと言葉が口から出てきた。

『………うん。ホームシックになりそう。』

智は一人、知らない地で頑張ってるんだ。

俺が泣いたらだめだろ………

『………俺……ビデオ見たよ。
学園祭のビデオ………』

『えっ。マジで?
なんで?どうやって?』

『相葉君に見せてもらった。』

『えっ!! なんで?なんで相葉ちゃん?

ニノ……親しかったっけ?』

不思議に思っているみたいだったけど

『智が………京都に行ってから。
…………よく会ってるんだ』

と、まだ一度だけなのに、嘘をついた。