大宮物語 忘れられない 33 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





あれから一月(ひとつき)智からの連絡はない。

何度も確認しては溜め息を着いていた俺も流石に見なくなり、いつも肌身離さずの携帯もあまり気にしなくなっていた。

でも、心には大きな穴が
喪失感と言う大きな穴がぱっくりと開いていて
冷たい風が吹き抜ける。

心も体も寒い。

勉強もあまり進まないので今度のテストは不味いかもしれない。

智を忘れられないんだ……….。

どうしたらいいの?

どうしたら忘れられる?

どうしたらこの大きな穴は埋るの?

そんなことばかり考えてた。




♪~♪~♪~

ほとんどと言ってもいいほど鳴らない携帯が突然鳴った。

俺の番号を知ってる人は限られてる。

親、兄弟………あと……………智

もしかしてとカバンをひっくり返して携帯を捜し

急いで出る。

『もしもし………』




『はーあ。やっと繋がった。』

と安堵する声……

聞き覚えのある声……

声を聴けばすぐわかる。

俺がずーっと待ってたんだから………




『…………さ、とし……』

俺の声は嗚咽となった。


『どうした?
ごめん。わかんない………どうしよう……
大丈夫?…………ねえ?…………』

と狼狽える声が聴こえてきた。

その声を聞いてたら、智の様子が想像できてちょっと笑った。



『和也。』

急に名前を呼ばれて驚いた。

いつもはニノニノって呼ばれてたから
和也なんてこそばゆい。

『な、なんだよ。』

俺は涙を拭い強がってみせた。