大宮物語 忘れられない 12 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。

※ぎこちない大宮の初Hは消されると思うので想像してください。





二人の荒い息づかいだけが聞こえる。

冬の夕暮れは早く

行為に夢中で辺りはいつの間にか暗くなっていた。

結局、最後までは行けなかった。

智が痛がって無理と言うし、

塗るものも用意してなかったので………残念。

お互いを触りっこして果ててしまい

顔を見合わせてクスって笑った。

その頃には、気付かなかったけど
親も帰ってきていたらしく
下から

『智、ご飯よ。』

と、智のかーちゃんの声がした。



久しぶりに智のかーちゃんの料理をご馳走になり

「ニノを送って来る」と智は言うと

俺の家までゆっくり歩いた。


『今度はいつ会えるかな~』

俺が智の手を繋いでポケットの中に入れた。

暗い寒い道を肩寄て歩いた。

『お前が忙しいんだろう』

ポケットの中で智がギュッと握った。

『…まあ………そうなんだけど………』

俺が俯くと

『あっ!降ってきた。』

と智が空を見上げた。

空からフワフワと綿雪が降る。

『寒いわけだ。』

『積もるかな…………』

『無理でしょ。』

『雪の中、一緒に歩きたかったな。』

『歩いてるじゃん。』

『違う。
積もった道。

足跡を付けるの二人の…………

いつも一緒……みたいで素敵でしょ。』

と言って俺を見て綺麗に笑った。

『超、可愛い事言う』

と衝動的に抱き締めてしまった。

それでよせばいいのにキスまでしちゃいました。

『ばか。誰か見てたらどうすんだよ』

と言って、智が辺りを見回したが人の気配はなかった


『大丈夫だって。』

ともう一度キスをした。




『また、連絡するから…………』

と家の前で別れた。

智が雪の中『じゃーあ』と帰っていった。

その背中を見送りながら
いいようのない気持ちが溢れ

走って行って智を後ろから抱き締めた。

『あっ!!
ビックリした。
…………どうしたの?』

智が首に回された俺の腕を優しく擦った。

『そこまで…………送ってく………』

『フフフ………なんだそれ………』

俺は智と離れたくなかったんだ。

智の後ろ姿を見たくなかったんだ。

『これじゃ堂々巡りだよ。』

と、智が俺の腕を解いて

『俺がここで見てるから
ニノは家に入って。』

『…………』

『ほら……』

と背中を押す。

智を見ると本当にきれいな顔をして笑ってる。

『じゃー、ばいばい』

と俺は手を振った。


この時の智の顔は俺の心に深く刻まれた。