智がそっと俺を抱き締めてキスをしてくれた。
久しぶりのキス。
智の柔らかい唇が触れるだけのキス。
俺が少し口を開いたら
智の舌がゆっくりと俺の口腔内に入ってきて歯列をなぞった。
『…アン……ふっ…………ア
…あっ…………ちょ………嫌だ。』
俺は智を押して体を離した。
『え?……嫌なの?』
智が焦った顔をして俺を見る。
『なんか…………上手くなってるのがイヤだ。』
『はあっ?…………上手くなってるって……
フフフ………勉強したの俺
本読んで』
『ばか。そんなの勉強すんなよ。』
と頭を小突いた。
『…………ニノ見る?』
『なに?ホモ本?』
『凄いんだよ。エグイよ。』
『いい。俺、ホモじゃねーもん。
…………
智だから………好きなんだもん』
俺が膨れてプイとそっぽ向いたら
『可愛い……もーキスしたい』
と俺を椅子から立たせてベットに誘導して座らせた。
『なんか………智エッチいんだけど………』
と言う俺をゆっくりとベットに押し倒していく。
同時に智の唇が俺のと重なる。
啄むようなキスをする智に
これ以上、好き勝手はさせない。
主導権は俺が持つ。
智の唇の隙間から俺の舌を入れて智の舌に絡ませた。
『……あっ…………んっ………はっアン……』
智の可愛い声が聞こえてきた。
『智………智……可愛い………』
俺は智と入れ替わって上になった。
智が俺を見上げて
『……ニノ……エロいんだけど………』
と呟いた。
『ねえ。最後までやってみていい』
俺が言うと、驚いた顔をして
『………って……俺がやられる方なの………』
『駄目?』
『う~ん。
…………無理だった…ら…代わってよ。』
『オッケー』
と言うと俺は智にその先に進むためのキスをした。