俺の心に刺さった棘がジクジクと痛み、膿だした。
俺はやっと自分の欲望を遂げることができて
満足するはずなのに
幸せな気分になれるはずなのに
満足処か、幸せ処か…………
苦痛に顔を歪ませて歯を食いしばる智くんの姿が
俺の目に焼き付いて離れない。
そのたびに心に刺さった棘がジクジクと痛み、膿をだす。
「こんなはずじゃなかったのに………」
独り言を呟いた。
♪~♪♪~♪♪~♪♪~♪
俺の携帯が鳴り出して画面に櫻井翔の文字
『…………はい』
「もしもし…………おれ。
…………話があるんだけど
……会えないか?』
『そろそろ来る頃と思ってましたよ。』
「………………」
『俺、今日休みなんですよ。
一日の家にいるんで
翔くんのいい時間に来てください。』
「わかった。」
『ふー
……翔くん………
智くんの所に行ってくれてたらいいけど…………
そうすれば少しは救われるんだけどな………』
俺も智くんも……………