松本に連れ出され
行きつけの店の個室に通された。
『俺さあ…
口出しするつもりはなかったんだけどね』
と料理を口に運びながら言う。
相葉君の態度に戸惑ってた俺を
嘘をついて誘い出してくれたんだけど……
何を言われるかと思うと怖かった。
『………宮城の件………
翔くんの口から聞いて……いいかな』
「やっぱり」
『………………』
『俺さあ………第三者として見てると
歯痒いんだよね。』
『…………』
『あんたもリーダーも…………』
『…………』
『俺、あの日リーダーの部屋に行ったじゃん。
案の定、リーダー………ニノに襲われてたからね。』
俺は一瞬、箸が止まった。
その様子をちらっと確認した松本が
『まだ、一線は越えてないと思うけど
ニノのあの動きを見てると………
時間の問題かもね』
『俺になにが言えるんだよ』
『翔さん、大野さん好きでしょ。
………大野さんも貴方のこと好きですよ。』
『まさか』
『本当ですよ。
でも、相葉君と付き合ってると思ってるから……
実際付き合ってるんですか…』
『違う………でも俺が悪いんだ。』
『なんで本人に打ち明けないんだよ。』
『俺が…………へたれ……なんだよ』
と項垂れた
「そう……すべての現況は俺なんだよ。
今さら後悔しても遅いよな………」
そんなことを考えていろと
携帯が鳴った。
『……なんだ?誰だよ。』
携帯の表示に関ジャニ∞の丸山の名前
『なんだよ。丸!』
『あっ翔くん?ちょっと助けてよ。』
俺達が店に入ると大野さんが座敷で眠っていた。
『はあー。よかった
二人が近くで飲んでいて』
と丸山が安心してる。
収録が終わって智くんは丸山と飲んでいたという。
『その内に何かの拍子で、突然ポロポロと泣き出して
「翔ちゃん翔ちゃん」って言うもんで』
『何かの拍子?』
『そう……
なんやったかな…………
あっ!せやせや
嵐の皆がホンマおーちゃんを守ってるなって話…
外から見てたら羨ましいで…って』
『そしたら………
なんや沈み込んで………
俺、なんかおかしなことゆうたやろか?』
『いや……
ありがとな。丸』
俺は智くんを背中におぶった。