「人が死ぬって…………呆気ないものだな………」
俺は初めて知った。
部屋中に甲高い警報音が鳴り響き
智くんの死を知らせる。
床に崩れ堕ち、身動きひとつ出来ない。
『………う……そっ………
…嘘…だろ……………うそだ……………嘘だ…………』
俺は信じない。
絶対に信じない。
先生が俺をゆっくり立たせて
『見てあげてください。
綺麗な顔で……なんか笑ってませんか?』
俺が涙を手の甲で乱暴に拭い
智くんの方に近づくと
「……ニノ……」
て、今にも起きてきそうな顔で眠っていた。
『………リーダー………
……智………さ…とし…………
起きてよ………おきて』
リーダーを抱き締めた。
力いっぱい抱き締めても何も帰ってこない
微かな温もりが俺に伝わってくるだけ。
リーダーの髪に触れて撫でてあげる
『…………………がんばった…ね………』
って………