『…待って…リーダー!!』
俺は自分の声に驚いて目覚めた。
『ハアー 夢か………』
大きく息を吐いた。
俺は智くんの手を握りながら寝てたみたいだ。
嫌な夢だった。
まるで、まるで今にも消えそうな程に儚くて………
俺の思いだけが取り残された………
立ち上がり智くんの顔に触れようと手を伸ばしたときに
突然
ピコンピコンピコンピコンピコン
と智くんの身体に着けられていた機械類が騒ぎ出した。
『えっ?』
俺はあまりの突然さになすすべを知らずにいると。
パタパタと看護師が走ってきて
智くんを取り囲み、慌ただしく動き回る。
俺はそれを呆然とただ見ていた。
ぴーーーーーーー
俺は壁に凭れて崩れた。